●お腹も満たして、心も満たして
美味しく、楽しくお稽古をいたしました。part1
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
お天気もよく
土曜日とあって町中は
とても混んでおりました。
大きく広~~い部屋では
ございませんが
静かなお部屋で「薫物合わせ」
をして参りました。
お稽古を始められて
1年ほどの方
コロナでお稽古も休止
なかなか香を合わせる機会を
お持ちになれませんでした。
その方の合わされた
「菊花」を聞き
年に3回行なわれる
「薫物合わせ」を行ないました。
「源氏物語」の一帖ごとを薫物で表現し
それぞれの薫物を
評価し合う「源氏合わせ」です。
今回は「須磨」でした。
お一人お一人が創られた
とても麗しい香りを
楽しく聞かせて頂き
心休まる時を過ごして参りました。
奏香をして頂き
薫物を聞き
その後、お茶にいたしました。
今回は2種類
京都の老舗
亀屋清永の清浄歓喜団
こしあんに7種類のお香を練りこみ
米粉・小麦粉で作られた生地で包み
胡麻油で揚げたお菓子です。
奈良時代に遣唐使が仏教と共に
日本へ伝えた唐菓子の一つです
本来は
神仏へのお供え物として
貴族たちの饗宴に食されたり
儀式性の高い菓子でした。
伝来当時は
栗、柿、あんず等の木の実を
甘草などの薬草で味付けしたと言うこと。
小豆餡を用いるようになったのは
徳川中期後と伝えられています。
その秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習い
今に至るとのことです。
もう一つは
きんつばの
「吟角」
この2種類を
お取り寄せいたしました
「清浄歓喜団」は
昨年も頂きましたので
お味は皆様ご存じ
香料の香り~
とっても良い香り
薫物を頂いているようなのだけど
漢方でもなく
何だかあり難い感じ
心身が洗われるような・・・
だそうでございます。
「吟角」は
きんつばだけど
そうじゃない
今までいただいたことがないわ
イチゴの香りがする
だそうでございます。
ご馳走様でございます
大変美味しゅうございました。
来年もお楽しみに
このあとまだ続く
お楽しみがございました
つづく