●冬の夜長、最も大切な調度(道具)で
薫物を焚きます
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
しばらく穏やかな日が続いていましたが
昨夜はかなり冷えて
今夜は雪でも降りそうな空模様
冬の夜長
(秋の夜長とは申しますが
いつまでも続きそうな長い冬の夜は
いつまでも好きなことができそうですので)
敢えて「冬の夜長」に心落ち着けて
ゆったりと過ごそうと思う時
足は和室に向かいます。
平安朝香道で
最も大切な調度(道具)は
火取(ひとり)です。
火取とは
現在の香炉のことです
およそ九百年前に描かれたとされる
源氏物語絵巻には
二階棚と共に
その火取・火取母(ひとりも)が描かれています
去年の「源氏合わせ」の時に
再現した調度をご披露いたしました
右側が火取です
これを小さくしたものが
小火取(こびとり)
平安朝香道では
通常は火取(ひとり)と呼んで
師範以上になられますと
所持出来るようになります。
my Hitori
通常私が使用しているのが
右の火取です
この調度を使うと
とても気分が高揚いたします
少し小さめなので
手元の作法には
ちょっと窮屈
でも
これに慣れてしまっておりますので
とても愛着がございます。
今月のお稽古は
黒方を焚いて頂きますので
薫物の香りが
皆様にどのように聞こえるのか
とても愉しみにしております。
空気が乾燥しておりますので
聞きづらいかもしれませんね。
今週の土曜日がお稽古となります
暖かいとよろしいのですが・・・
お稽古場(教室)は
慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から徒歩約3分のところにあり、お問い合わせ、お申し込みの際は場所をご案内します)
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-×-×
詳しくはお問い合わせ下さい。
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