7月「荷葉」のお稽古は蓮の香りでいっぱいでした | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

7月「荷葉」のお稽古は蓮の香りでいっぱいでした

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

7月のお稽古は25日(土)で終了いたしました

 

昨年7、8月の課題の「荷葉」とは

また異なった「荷葉」でしたが

違いがお判りいただけたでしょうか?

 

 

上野の不忍池や

鎌倉八幡宮の白蓮に紅蓮

奈良の寺社に咲く天平の蓮

そして行田の古代蓮

 

 

                            古代蓮

 

 

咲いている場所はそれぞれ違っていますが

蓮池のほとりに佇んだ時に漂う香りは

どのような香りなのでしょう?

 

 

その香りは

人それぞれにとらえ方が違っています。

言葉に表す表現も違うのが当然で

薫物を創作する場合も同じです。

 

 

一人は遠くに漂う蓮池全体の香りをとらえ

また一人は風に揺れる蓮の葉の香りを感じ

また一人は青蓮紫の花びらが開きかける時であり

また一人は満開に花開いた蓮の香りであったり

 

 

お稽古にいらした皆様には

平安時代に作られた「「荷葉」の薫物を

作り、聞いて頂きました。

 

 

 

 

 

「荷葉」は蓮の香り

 

と言ってもその香りには創作者によって

違いがあることがお判り頂けたことと思います。

 

 

お稽古が終了してから

京都の蓮茶と蓮のお煎餅を

召し上がって頂きました。

 

 

 

 

 

皆様を蓮攻めにしてしまいましたが

蓮三昧で蓮の香りに

ご納得頂けたのではないでしょうか?

 

 

「荷葉」攻めまだまだですよ汗

 

来月も是非お楽しみ下さい。