●古代蓮の香りはどのような香り?
さきたま古墳群
ご訪問ありがとうございます
朝倉涼香です
昨日と一昨日、埼玉県行田市にある
古代蓮の里と
埼玉古墳群(サキタマ古墳群)に行ってきました。
目的は古代蓮の香りを確かめることと、
国宝に指定されている刀剣や勾玉が出土した
さきたま古墳群へ行くことでした。
「蓮の香りってどこの国でも同じなのかしら?」
「インドやベトナムでお馴染みのハスの香りとの違いってあるのかしら?」
いつも疑問に思っていた蓮の香りを確かめること
これが何よりも大切な目的なのです。
横浜は、今日のお天気は曇り空で少し蒸し暑くなりました。
昨日と一昨日の行田市は、傘が必要でしたが、
梅雨を象徴するようなしっとりとした雨が降りかかり
行動するにはとても心落ち着くお天気でした。
さきたま古墳群は、5世紀後半から7世紀初めごろまでに造られた古墳だそうです。
水田の拡がる平地の中に九基の古墳が二千年以上前から存在しているのです。
古墳てミステリアスでとても興味深い場所です。
単なる古代の墓地と言ってしまえば何のことはないのですが・・・
この下には私たちの遥か遠い祖先の謎が埋もれていると思うと
何か心踊る気持ちです。
どのような人々が、どのようなことをして何を食して生きてきたのか?
古墳を訪れる人はまばらで、聞こえるのは虫の声と鳥の鳴き声、
山野草の繁る小道を子供のころの夏休みを思い出しながら歩きました。
まだ草いきれというほどムッとしていませんが、雨に濡れた草の香りが清々しく、九基の古墳巡りも苦にはなりませんでした。
登って来た道を振り返ります。
登り難い階段が続いています。
ノカンゾウでしょうか
葦の繁る場所が多くみられるので、稲を育てるのに適した
水量の豊富な土地なのでしょう。
向こうに見えるのは、前方後円墳の円墳部分です。
ここが稲城山古墳
ここから国宝に指定されている宝物が発掘されたのです。
ここから発掘された金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)に刻まれた
115文字は日本の古代国家の成立を読み解く貴重な手がかりとなりました。
発掘された鉄剣や勾玉は、さきたま史跡の博物館に展示されています。
長くなってしまい、蓮の香りまで今日は行き着きませんでしたが、
次回はたくさんのハスをお楽しみ下さいますように!