蜂蜜は1才未満の乳幼児にはあたえないで下さい
ごくまれに、ボツリヌス菌の芽胞が蜂蜜に混じ
っていることがあるからです。
ボツリヌス菌はもともと土の中にいる細菌です。
酸素があると発育できないそうです。
加熱すれば発育しなくなるとされていますが、芽胞菌の状態では熱に強く、生き残ることがあるそうですよ。
乳児ボツリヌス症は、1976年、米国で発見されたボツリヌス菌による新しいタイプの疾病です。
発症するのは、1才未満の乳児です。
食品中に毒素が存在して起こる従来のボツリヌス食中毒とは異なります。
たとえば蜂蜜の中にボツリヌス菌があって、乳幼児が口にしたとします。
腸が発達していない乳児の体内に入ると、乳児ボツリヌス症を発症することがあります。
乳児が便秘をおこし、吸乳力が低下し、泣き声も弱くなり、重症では、呼吸困難や呼吸停止が起こるそうです。
かなり恐ろしい表現ですがめったにないことです。
数としては、普通の食中毒よりはずっと少ない発症率です。
めったにないといっても、発症しては大変です。
1才未満の小さな赤ちゃんには腸管が発達するまでは念のために食べさせないでおきましょう。
蜂蜜のビンには、ほとんどこの文章が書かれていますが、書かれていない蜂蜜もありますので、ご両親や祖父母の方は充分注意して下さい。
子供の小さいうちは本当に心配ですね。
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