いい加減にして欲しい蜂蜜の産地偽装 | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

2月15日の相模原市の養蜂業者の蜂蜜産地偽装に続いて、昨日25日にも蜂蜜の産地偽装のニュースがありました。

 

今回は、「中国産]を「国内産」と偽っての偽装でした。

 

一つは岐阜県養老町の蜂蜜製造販売会社、もう一つは栃木県の蜂蜜販売会社

 

どちらも「中国産」を「国産」と表示して販売していました。

 

驚くことに、両社ともこの偽装は20年も前から行っていたと言うことです。

 

さすがにお砂糖やブドウ糖を混入して摘発ということはなくなっていますが(消費者が知らないだけかもしれません)、20年も前からとは、呆れて返す言葉もありません。

 

養蜂を業としていらっしゃる方なら、産地別の蜂蜜の味をご存じかと思いますが、私達消費者には外国産と国内産は判別しがたいものです。

 

しかも中国産やカナダ産、ニュージーランド産が国産はちみつに化けてしまっているとは・・・。

 

残念でなりません。

 

岐阜県には、明治時代に初めて西洋ミツバチを飼育して業とした伝統ある養蜂場があります。

 

経営者は、犯罪行為を働いただけではなく、歴史ある岐阜の養蜂業を自らおとしめる行為なのだと自覚すべきでしょう。

 

買い求めた消費者には当然のことながら謝罪し、全国はちみつ公正取引協議会会員、日本養蜂蜂蜜協会会員であるならば、その業に関わるものとして恥を知るべきではないでしょうか?

 

蜂蜜に関わる業者のモラルを問うだけでは解決になりません。

 

消費者のためには問題が起こってからでなく、定期的に蜂蜜の抜き打ち検査などの対策をとって頂きたいものです。

 

安定同位体比分析で検査が行われるようになって、次から次に嘘が暴かれていきます。

 

消費者にとっては、安い物を高く買わされなくなるので、とてもありがたいことですね。

 

残念ながら産地偽装の摘発は、当分続きそうです。

 

はちみつの産地名をすり替える違法表示

蜂蜜について国際規約をご紹介します

 

 

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