ミツバチは地球上にいつからいるの? | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)


はちみつ元気家族

コスモスの咲く季節になったのですね。

秋風に揺れる広~いコスモス畑に行ってみたいです。

きっと気持ちいいだろうな~



私達に甘~いハチミツを提供してくれる蜜蜂さん。

実は人間よりもなが~~い時を生き延びてきたのです。

ミツバチって一体いつの時代からいるのでしょう?


蜜蜂の出現は、私たち人間よりずっと以前、はるか1億5千万年前と考えられています。


1000年前といっても実感がわきませんけど、その10倍以上の1億年より、さらにもっと昔の1億5000万年前なんだそうです。



なぜそんなことが分かったのか。

残念ながら私が調べたわけではありません。

どこかの考古学者の方が、発見されたのです。


それも意外な方法で。


世界最古の蜜蜂の祖先が、ミャンマーの山奥で琥珀(こはく)に閉じ込められて発見されていますハチ


当然ですが、蜂の形のまんまで。

何と体には花粉まで付けていたそうです。


その地層は、1億年前のものだったとされています。


またまた1億なんて実感のない年数が出て来てしまってすみません。


でも、蜂の歴史を調べると1億年前となっています。


そんな昔の生物が閉じ込められていた琥珀。

ペンダントトップや帯留などアクセサリーに使われるあの琥珀(アンバー)です。


女性のアクセサリーとしてはおなじみですよね。


その中に閉じ込められていたなんて、とってもミステリアス音譜


昆虫入りの琥珀はとても貴重なものです。(私も以前見たことがあります)


ところで人類の祖先はいつ頃出現したか。

大体500万年前だろうといわれています。


そして私たち人間の直接の祖先となるホモ・サピエンスになると、

数十万年前といわれています。


数十年じゃありませんよ。

「万」がプラスされて数十万年です。


ミツバチの祖先の出現に比べると、つい数分前の感じ。

ミツバチは、人類よりずっと昔からの先住民(?)なのですね~。


その祖先の蜂は、現在の蜂たちと違い、

シダ植物や裸子植物の葉などを食べていたのです。


いま考えると妙なものを食べていた感じですが、

その頃は地球がシダ類や裸子植物に覆われていたので、

蜂の祖先たちはそれをお腹一杯食べていたと考えられます。


そんな時代がかなり続き、次に動物を食べる「狩りバチ」が現れたとされています。

現在のスズメバチのような蜂たちです。

その頃はシダ類や裸子植物に加え、被子植物も現れはじめ、花の蜜を吸うミツバチが出現したのです。


それは現在私たちが庭や花畑、野原などで見かけるのと同じ姿をした蜂たち。


蜜を吸い、花粉を食べることによって、それらミツバチは高度な社会を形成する昆虫となりました。


そのお蔭で私達の祖先も、美味しいハチミツを手に入れることが出来るようになったのです。


ミツバチさんにも、そんな進化の歴史があったのですね~ドキドキ

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