思い出の舞台~水夏希サマの軌跡を想う | るぅのMerry Jolly Days~朗らかに、清く正しく潔く~

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質素・清楚がモットー、のんびりアラフォー派遣OLるぅが日々のよしなしごとを「おもしろき こともなき世を おもしろく(by高杉晋作)」の想いをこめて徒然なるままに、そこはかとなく書き綴ります。

雪組東京公演もいよいよ明日の千龝楽を残すのみ…正に「時は来たれり今 流れは止められず(水夏希サマが宙組に移籍された公演「望郷は海を越えて」より)」という感じです。
折しも「歌劇9月号」のサヨナラ対談は「望郷~」の演出ご担当・谷正純先生

歌劇 2010年 09月号 [雑誌]/著者不明

¥700
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月組時代の「エル・ドラード(真琴つばささんのトップお披露目公演)」のジプシーチームも話題に出て、懐かしい気持ちになりました
思えば水さんだけでなく大空祐飛さんに大和悠河さんと、のちのトップスターさんだらけの超豪華メンバーでしたねぇ(他にも城華阿月さん千絋れいかさん南城ひかりさん鳴海じゅんさん

今回のお芝居「ロジェ」は正塚晴彦先生の作品ですが、スーツ物といえば「マリポーサの花」キャッチコピー“それは、生きている証”の意味が明らかになる終盤の白羽ゆりさんとの熱演、忘れられません
ラストシーンのお衣装、懐の深さを感じさせるお歌で思い出したのが宙組の「ホテルステラマリス」“俺は海の男”が口癖のサーファーで、さんざんいじられた末に“海の男だから、海のような広い心を持とう”と歌う場面が大好きでした

ショー「ロック・オン」も見所たっぷりですが、特に印象的なのが「So what?(だから…?)」で007の“GOLDFINGER”にのせて踊る場面
指の使い方がセクスィなショーといえば、岡田敬二先生の「テンプテーション!(宙組)」のパーフェクトマン、そして「タカラヅカグローリー(雪組特別出演)」のパーフェクトガイ岡田先生ご自身も語っておられるこの場面、今でもはっきりイメージできます。

つらつら綴って参りましたが…“月の満ちた夜→花咲くエデン→宙(そら)高く飛翔→雪の朝”永訣の時を迎える水さん、そして退団者の皆さんが“思い出をのせて再び出航する”(“”内は三木章雄先生によるショー「ロック・オン」の歌詞より)旅路が穏やかでありますよう願うばかりです。

「ここぷり」もチェック!


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