みなさまこんにちは♪カチューシャです!!
ウーグリチ紀行も10回目となりました。
いよいよウーグリチとお別れのときです。
紹介しきれなかった建造物を少し。
主の洗礼聖堂
Богоявленский собор
青屋根が美しいです。
ドミートリイ皇子の「野の上の」教会
Церковь царевича Димитрия "на поле"
さようなら河畔の街ウーグリチ。また会う日まで。
ウーグリチからは直接モスクワに帰らず、
フィニフチ製造の街、ロストフ・ヴェリーキイへ移動しました。
こういうのが作られている街です。
交通を予約してなくてウーグリチで手配することにしていましたが、
公共の交通機関は路線バスしかないようで、
しかも朝7時半に街の中心から出るとのこと。
大体4時間くらいの移動といいます 。
路線バスについては過去ブログでも書きましたが、
運が悪ければ窓の開かないスモークガラス。
7時半の出発に間に合うようにはホテルを7時に出なければなりません。
以前、タクシーを呼ぶことを勧められたことを思い出しました。
結果、大正解でした
運転手さんははじめ怖い顔をしていましたが、
でも街の名所のことをボソボソと話してくれたり、
途中の景色を撮影していたら気づいて減速してくれたりと
サービス精神に満ちています
すでにウーグリチの街を出てしばらく進んだ頃、
「この道のはずれに綺麗な修道院があるけど見たいか?」と聞かれました。
観たいです、というと、舗装した道から茂みの中を入って、
まるで手作業でしたような石畳の上をゆっくりしたスピードで進んでいきます。
そしてつきました。
ウーグリチ州ウレイマという小さな村です。
村というか、これ以外に周囲に何も見えません。
たんに地区の名称なのかと思いますが…
「ニコラ・ウレイマ女子修道院」と書かれています。
中はものすごく美しいそうで、現在修復工事のため閉鎖中とのこと。
(工事中で入れません、はロシアでよくある普通のことです)
入れなかったのは残念ですが外から見ただけでも神々しさの雰囲気は味わえました。
外観も美しい。
次回来た時もタクシーを頼んでここに来たいなと思いました。
この日はあいにく天気が悪かったのですが、
広い平原を車で移動していると、空が明るくなったり
はたまた雨雲で黒くなったり、雨が降って来たりと
景色の変化、自然の多様さを見ることができました。
薄暗い空も神々しく美しかったです。
ボリスグレープスキイという村が遠くに見えます。
そこを通ってロストフに行きます。
ボリスグレープスキイの中心地。
ここは「ロストフ・ボリスグレープスキイ修道院」と言って
すでに「ロストフ」の地名が付いています。
駄文を読んでくださってありがとうございます。
ウーグリチの町について、少しでも興味を持っていただけましたら
とてもうれしく思います。