ウーグリチ紀行~その9~家庭の幸せ~町の日常生活博物館 | ロシア雑貨のカチューシャ~店長のブログ♪

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みなさまこんにちは♪カチューシャです!!ラブラブ



 


ウーグリチは黄金の輪の最古の町と言われ、
イヴァン4世の実子でリューリク朝の最後の後継者
ドミートリイ皇子の歴史に関連してクレムリンや修道院の観光で
世界中から多くのお客さんが訪れるようです。

また、時計工場チャイカもウーグリチの歴史を物語る一つの名所です。
詳しくは過去ブログで→
ウーグリチ紀行~その5~『時計工場チャイカ』歴史を背負う素敵な時計☆
ウーグリチ紀行~その6~『時計工場チャイカ』はソ連の歴史と運命を並行した



今回ウーグリチに行ってみたサプライズだったのが、今日紹介する博物館
町の日常生活博物館
Музей городского быта
です。

町の日常生活博物館

おとぎ話のようなかわいい外観です。
そんなに大きな特に注目されるべき建物でもないのですが、
町の中心の交差点にありますのですぐに分かります。


で、中に入ってみました。
料金を払うカウンターが、また風情あります
 

ロシアの湯沸かし器サモワール(多分アンティーク)と
リネンの衣類です。

 
中世貴族のような衣装の数々。

 

 


2004年に開館したこの博物館は1F部分と2F部分に分かれています。
私は通りに面した入口から入ったら、階段を上るようになっていて
入ったのは2F部分でした。
ちょっと奥まった、緑の草が生えた所から入ると1Fから見ていくことになるらしいです。

この中世貴族のような衣装、部屋の装飾は2F部分から紹介しています。

ガイドブックによると、このフロアは19世紀の中流階級
(貿易商、役人、教会関係者など)の家庭の様子を模写したものと言います。

 

 
キャビネット

 
客間

 
子供部屋

2Fフロア部分を見終えて、1Fに行くために階段フロアに出ました。
有名な絵画のイミテーションが飾られています。

 




1F部分は、カフェとショップになっていて、
ショップは当時のお店の再現になっているようですが
一部商品は購入も可能なようです。

実は私が訪ねた日は小学生の団体のグループとちょうど一緒になって
この1Fフロア部分で集まりをしていたので、こちらのフロアの写真は少ないのです。

古き良き19世紀の中産階級の生活をさいげんしたこの博物館は
およそ300の展示テーマがあるそうで、
チェーホフやツルゲーネフなど19世紀ロシア文学の一場面を思い出すような、
そんな気分にさせてくれます。

ウーグリチを訪れたらぜひ入ってみてください。


1Fフロアの地味な出口から出たらヴォルガ川が見えます。
後で知ったのですが、この庭も展示物の一つのようでした。

 
「家庭の幸福」と書かれています。
古き良きロシアですね。



サイトのデザインを秋仕様にしてみました紅葉キラキラ

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豊富な品ぞろえ。ロシアの伝統工芸フィニフチ製品

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細かい技巧が施された美しい白樺製品

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