みなさまこんにちは♪カチューシャです!!
RUSSIAN TIMESのメンズの懐中時計。
ムーブメントは安心の日本製。
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ウーグリチ紀行。まだ出発前の話です。
ウーグリチはいくつかの交通手段がありますが、
もっとも最速で行ける陸路の、ルートバスを利用しました。
ルートバスは私の知る限り2つあるのですが、
モスクワの地下鉄Botanicheskji sadから朝7時30分に出て、
途中プーシキノ、セルギエフ・ポッサードを経由して
ウーグリチ到着は昼前という路線を選びました。
バスはその先にも進むので私は途中下車する形になります。
バスは予約制というので恐る恐る電話をしました
名前を聞かれ、当日払う料金のことを言われ、はいサヨウナラと言われたので、
えっ、バスの乗り場など詳しいことは教えてくれないのですか?
と聞いてみると、
「地下鉄の駅を出ると大きなバスターミナルがあります。
お客様は出発時間より早めに、10分前には来てください。
車体には当社のノルドエクスプレスという文字が書かれていますので
すぐに分かりますよ。車両は決まっていないので私は知りません。」
とのこと
緊張して7時前には到着していました。
時間をつぶすためのカフェなどは皆無。
待つこと30分以上…
路線バスはもう何台も到着して出発した。
もう7時20分なのに、それらしいバスは見当たらない…
さすがに不安になりました。
そういえば先ほどから、大きなターミナルの私がいる場所とは向かい側の道路に面したところに、白い家庭用のワゴンのようなものが停まっています。
まさかあれではないだろうが人がいて立ち話をしているので
路線バスの通勤客のように急いでない様子だから
バスのことを知らないか聞いてみようと思って近くに行ってみました。
何気なく車体に目を向けると…
私が乗るバスの名前、ノルドエクスプレスНОРДЭКСПРЕССが
かすかに、いや確かに書かれているではありませんか!!
こんなの分かるかいっ
何だかな…
すごく先行き不安…
でもとりあえずバスの座席に座って一安心
しかしこのバス。12人乗りくらいで、10人ものお客さん。
車体はPeugeot。しかしこのプジョー、黒いスモークガラスですが
窓が開きません!!
当日は6月にしては記録的な猛暑でモスクワ地方、35度
エアコンなしっ!!
どうやって息をすれば良いのか分からない車内環境でした…
ロシアで夏に(8月じゃなくて6月末とか7月に)ルートバスに乗る時は
気を付けてください!!
気を付けてどうなるわけでもないのですが…
しかも、窓が開かなくて黒ーいガラスだから、外の様子がほとんど分かりません。
今どこにいるのでしょう。
「次は○○です。○○へお越しの方は次でお降りください」
的なアナウンスは皆無で、運転手は無言でバスを停め、
乗客は黙々と下りていく。
正確な時刻表を持ってこなかったのが悔やまれました。
携帯のGPSで無駄なパケット代をかけて、背中を丸めて
ちっちゃい端末を覗き込みながらどこにいるのか確認しながら…
そして泣きっ面に蜂とはこのことか、なんと電波も届かないエリアに突入。
恐る恐る隣の乗客に行先を訪ねると、なんと
ウーグリチ!!
彼女は女神さまに見えました。
バスがいろいろ分かりにくい、と、乗車前のことから何から
彼女に思い切り愚痴ってしまいました。
自国のバスについて悪口を言われたにもかかわらず
心優しい彼女は激しく同意してくれて、すっごく心落ち着きました(笑)
そして今日は暑いのにバスの窓が開かないことを私より激しく論じていました。
そして彼女とともに降り、Счастливо!お幸せに!!という挨拶を交わし
ふと見ると確かに「ウーグリチ」と書いてありました!!
無事に到着して一安心。
というか来るだけでこんなハラハラするなんて。
ウーグリチ紀行は続きます