2013年12月8日
ロイヤルセラピスト協会のママセラ達がホノルルマラソンにチャレンジしました。
お金の事、家族の事、家事の事、持病の事・・・
挙げればきりがないほどの壁を乗り越えてママセラ達は挑戦しました。
そして全員が無事完走!
輝きを増したママセラの成功報告です
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新潟県 RTA指定スクール きらきら 板垣ますみ先生
フルマラソンは決して楽な道のりじゃない!
でも仲間の声に励まされて感動のゴールです。
http://ameblo.jp/kirakira-1022m/entry-11729675613.html
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ホノルルマラソンから帰国し、早くも4日間が過ぎてしまいました。
ご報告が遅くなり、すみません!
人生最大のチャレンジ、ホノルルマラソンは、無事に完走しましたーーー
完走といっても、ラン&ウォークでしたけど
スタート前日には、RTA参加者の壮行会が行われ、全員の完走を誓いました。
そして、スタートの日。新潟の仲間たちとガッツポーズ
(実はワタシ、こんなニコニコしてますがホノルルに着いた途端に緊張性(?)下痢に見舞われお薬飲んでます)
朝5時スタートの為に、約3万人の人々が大移動!
(えりか先生、何気なしに写ってます)
スタート前の、新潟チーム(余裕~)
そして、朝5時いよいよスタートです!
まだ、真っ暗な中でのスタート、気温も上がらず気持ちにもまだ余裕があり、楽しもうと思いながらのスタートです。
徐々に朝日もあがり、明るくなって景色も見え始めた頃10キロ地点到着!
新潟チームの先生方と、一緒になったり離れたりしながら進みます。
この頃はまだ、少しずつ走ってましたね。
そして、長い長いハイウェイの始まりです。
そろそろ暑くなり始め、手のむくみもすごくなってきました。水分の他に糖分や塩分も補給していかないと、熱中症の危険があります。
自分で、自分の身体の調子を整えながら、ひたすら前に進みます。
この後、20キロ地点くらいから先生方と離れ、ワタシ一人で歩くこととなり、身体も気持ちも全く余裕が無くなり写真が一切ありません。
唯一撮ったのがこれ↓
コース途中の景色だと思います
ただ、この一人になった時点からが、私の本当のマラソンへのチャレンジだった気がします。
頼る人が周りにいない状況で、黙々と足を前に出すことの繰り返し。
2キロごと、1キロごとに出てくる表示を見て、あと何キロだと確認。
その時点で時計を確認して「このペースで行くと8時間台はムリかな?これ以上ペースは下げられないな」なんてことを考えながら進みます。
でも、進んでいくにつれ、足の痛み、暑さ、続けることの辛さがワタシに襲い掛かり、「ここで少し止まろうか」「もう少し進もうか」、そんな自問自答を繰り返していた私の頭の中は、いつのまにか無になり、そして次に浮かんできたのは、応援してくれた人たちの言葉と笑顔でした。
「頑張ってきてください」
「遠い日本で応援してます」
「まーさんならできるよ」
そうでした、この言葉に応える為にも絶対完走したかったんだ!
そして、30キロ地点のタイムが5:40:45(実際見た時はもう少し遅かった)
「あ、意外と速く進んでる!これなら8時間台で着くかも!」
一人で、黙々と歩く時間に暗闇さえ感じていたワタシに光が射しました
「行ける!絶対完走できる!」
沿道には、コースになっている家の方々がご厚意で提供してくださるフルーツやお菓子などがランナーたちに振る舞われます。
その方たちの気持ちと温かい言葉も、疲れた心身に染みこんでいくようです。
「good job!」「もう少しです!頑張って!」「最高に素敵です!」「ガンバッテクダサーイ」
そして、35キロ地点。ここからが一番辛かった
重たい足を更に重くする上り坂
「まだ、1キロ過ぎないの?」「こんなに1キロって長かったっけ?」
もう、本当に辛く、くじけそうになり、足を一歩出すことがこんなにも苦しいんだと感じたその時、「おーい!」という声が・・・
「え?」とその声の方向に目を向けると、すでにゴールした協会の先生お二人が手を振ってカメラを向けています!
もう、その姿を見た瞬間元気100倍
そうだ、この先には皆んなが待ってる!早く行かなきゃ!
この勢いで、ゴールまで一直線
とは言え、あと3キロが長い長い
でも、さっきまでの辛く苦しい気持ちはありませんでした。
あともう少しでゴールだ、完走できる、胸をはって日本に帰れる、そう思って歩いていた私は、きっと笑顔だったと思います(本人はそのつもり)
そして見えてきた「finish」という文字
よし!と思っていた私の目に飛び込んできたのは、協会の理事長である及部先生の笑顔です
「頑張れ~、もう少しだよ!」
今、思い出すだけでも涙が溢れます
もっと、早く足が動かないもんかと思いつつも、遠くに見えていたゴールが少しずつ少しずつ近づいています。
ここに来るまでにずっと想像していた自分のゴールの瞬間が目の前に見えていることが、なんか信じられない気持ちです。
そして、ゴール\(^_^)/
ワタシ、この瞬間、もっと感動するんじゃないかと思っていたんですけど、なんか感動よりゴールして良かったと、ほっとした方が大きくて、今の方が感動してるんです。
思い出すと泣けてくる、あきらめなくて良かった
公式タイムは、8:16:07でした。
9時間はかかちゃうんじゃないかと思っていたワタシには、夢のようなタイムです。
そして、RTA参加者全員が完走
ここに来るまでの過程、そして42.195キロは決して楽なものではありませんでした。
でも、どんなに辛くても、ほんの少しでも前に進むことはできるんです。
そして、一人ではない、応援してくれる人がいる、頑張っているみんながいると思ったからこそ、ここまで来れました。
レース中も、競争ではなく、速くても遅くてもいいからみんなが完走してほしいと思うことができた素晴らしい時間でした。
RTAの講師になったからこそ、こんな凄い経験ができた。
1年ちょっと前までのワタシだったら、フルマラソンなんて絶対挑戦しません!
RTAの資格を取って、いろんな出会いがあり、いろんなことを教えてもらったからこそ、この挑戦ができたんだと思います。
人と人との出会い、繋がりが大きな力を与えてくれるんだと感じました。
そして、今回のチャレンジに対し心からの応援をしてくれた家族、友人、仲間、全ての方々に感謝します。
皆さんの、言葉や支えがなかったらゴールはできなかった。
それほどの強いものを与えてくれました。
本当に、ありがとうございました。
このチャレンジをしたことで、どんな変化があるのか、これからのワタシがますます楽しみです
長い文章を読んで頂きましてありがとうございました。
最後になりましたが、お写真をお借りしました、渡辺明子先生、佐藤順子先生、影山紫先生、田中枝里華先生、ありがとうございました。
そして、新潟チームありがとうございました!!
イエ~~イ
人生は長いようですが、自分がやってみたいこと、夢、そうそう簡単にみつけられないですよ!
やってみたい!ってことが見つかったならやってみましょう!