おはようございます
レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。
予定外の妊娠で、どうしたらいいかわからず・・・
というか、産むのは無理！！と人知れず自宅などで出産、そして遺棄・・・
というニュースがときどきありますね。
10代の子に限らず、30代、40代でもあって驚いたこともあります。
おとななら、妊娠したかな？と思ったら検査薬や産科受診し、
もしも産むのが難しければ、21週6日までなら中絶という方法があることを知っていて当然・・・
以前の私はそう考えていました。
でも、世の中に「当然」なんて存在しないんですね。
大きな理由としては経済的な問題。
検診費用、中絶費用がないからと受診しないまま時間が過ぎてしまうケース。
そして、情報を持っていない場合。
もし産みたい気持ちがあるなら、経済的に難しくても
母子生活支援施設や経済的な公的支援を利用できる場合があります。
ですが、その情報を持っていない。
そこでちょっとネット検索できればよいですが、
そういうものが「あるだろう」ということさえ思いつかなければ、
無理だ・・・と諦めてしまうかもしれません。
経済的な支援についてはこちらのサイトにわかりやすく書かれてるのでリンク貼っておきますね。
（その他、協会けんぽ（社保）のHPにも記載があります。）
あとは、知的障がいなどがあり、妊娠に気づかないこともあるでしょう。
こちらは周りがサポートしたいところ。
中絶が絶対NOというわけではありません。
性被害で身ごもってしまうこともあるでしょうし、
持病などで、出産により、自分の命が危険にさらされるかもしれません。
それに・・・
本来問題なのは、予定外の妊娠ではなく、
「避妊に関する情報や知識がないこと」
なのではないかと・・・
これは、日本の性教育の不足でしかありません。
日本では学校での「性教育」というと
生物学的なことと「性感染症」についてしか教えてもらえないのが現状です。
それには色々な政府の思惑があるのでしょうけど・・・
それならば、現状では家庭で教えるしかありません。
というか、そもそも、命について、家庭で伝えるのが自然ですよね。
命はどの命も等しく大切であること。
お互いの同意なく性交渉するのは人権侵害であること。
恋人、夫婦関係であってもお互いの意思を尊重すべきこと。
避妊は男性の義務であり、女性の権利であること。
万が一のときは、産婦人科でアフターピルを処方してもらえること。
（海外では薬局で買えることもあります。）
避妊具の正しい使い方。
などなど・・・
上記のようなことを幼いころから成長に応じて日常的に聞いていたら、
欲望をコントロールできる子を育てることができると思います。
欲望よりも、自分や相手を大切にするってどういうことなのか。
まずは、正しい避妊の知識を身につけましょう。
万が一のときはアフターピルや公的支援があることを知りましょう。
とにかくひとりで悩まず、身近な人に相談しにくければ相談ダイヤルなどで構わないので
誰かに頼りましょう。
大丈夫、あなたはひとりじゃないよ。
＜相談ダイヤル＞
女性の人権ホットライン 0570-070-810
（法務省HPより。）
その他、各自治体にもあるので、「〇〇県 女性 相談ダイヤル」などで検索してみてくださいね。
パパママ応援団レインボースマイル湘南