第21位までの

ランキング発表が終わりました。

前回はこちら。

 

「このアイドルソングがすごい!2020年版」30位~21位

 

それではランキングの続き。

20位からカウント~ダウン!

 

 

 

 

 

第20位

豆柴の大群

『大丈夫サンライズ』

(2020年3月4日タワーレコード限定販売)

作詞:松隈ケンタ、JxSxK

作曲:松隈ケンタ

編曲:SCRAMBLES

 

 

「豆柴の大群」は昨年末

TBS系『水曜日のダウンタウン』の

「MONSTER IDOL」で誕生したアイドル。

安田大サーカスのクロちゃんが

名付け親でありメンバーも選考した。

 

1stシングル『りスタート』の

3種類の売り上げによる枚数で

クロちゃんの今後が精査され

解任&罰バージョンが1番売れたため

1度はクロちゃんが解任となったが、

WACKプロデュース『大丈夫サンライズ』と

クロちゃんの『ろけっとすたーと』の

MV再生回数対決で

『ろけっとすたーと』が勝利し、

クロちゃんはアドバイザーとして

今後も豆柴の大群に関わることになった。

 

てゆーか、

面白がって解任させたのはよくない。

クロちゃんがプロデュースしていなければ

ここまで人気は出なかったと思う。

『りスタート』の

「スキップしながらツバかけて」とか

あのワードセンスを捨てるのは

あまりにも惜しいから残ってくれて良かった。

 

ただし楽曲は

やっぱりWACKの方が上。

可愛い系を好むクロちゃんに対し

渡辺淳之介が豆柴のカラーを黒に染め

ミユキエンジェルに中指立てさせたりして

批判を浴びる形になったり

クロちゃんに戻ってきて欲しい票も加わって

楽曲対決では負けたが

この曲はイントロのワクワク感や

サビの盛り上げ方など

まさに松隈ケンタが仕事したなという感じ。

それと合宿の時

ほぼ目立たなかったミユキがここまで

ボーカル力があるとは驚きだった。

 

 

 

 

 

 

 

第19位

ザ・コインロッカーズ

『仮病』

(2020年10月9日配信販売)

作詞:秋元康

作曲・編曲:YU-JIN

 

 

秋元康プロデュースのガールズバンド

ザ・コインロッカーズの配信限定シングル。

ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の

エンディングテーマに起用された。

 

コインロッカーズは

大人数ガールズバンドだと思っていたが

いつの間にか

「#アイドル」のタグがついていて

いやアイドルだったの!?と思い

昨年末からコンセプトを

リニューアルしてメンバーが

13人に減っていたことを知った。

大人数は難しかった……ということか。

しかも絹本夏海のルックスを

前面に推してきたか。助かる。

 

仮病というネガティブなワードを

ポジティブに解釈して

現代社会に落とし込むという

よくある作詞法はどうでもいいとして

作曲が神懸かってる。

後半の転調と

ラスサビの盛り上がり方がすごい。

前半のだるくて無表情で

必要最小限しか動かない

コミカルなポーズから一転して

後半で躍動的に演奏する

ギャップもいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

第18位

NiziU

『Make you happy』

(2020年6月30日配信販売)

作詞:J.Y.Park“The Asiansoul”、Yuka Matsumoto

作曲:J.Y.Park“The Asiansoul”、Lee Hae Sol

 

 

今年のアイドルソング教えて?

何おすすめ?って聞かれたら

NiziU(ニジュー)の『Make you happy』と

答えておけば大丈夫です。

(“ニジユー”と間違えるとニワカがばれる)

 

YouTubeの動画再生回数は

1.8億回を突破。

サビの特徴的なダンスは

「縄跳びダンス」として一生を風靡した。

 

正直言うと最初に聞いた時は

サビでガツンとアガる系が好きなので

この曲なんか平凡だなぁという印象で

『虹の向こうへ』の方が好きだった。

そんな時にTikTokを開いたら

みんな縄跳びダンスをやっていて

AKBや乃木坂など他のアイドルにも伝染し

お、俺が遅れているのか?と戸惑う。

友人もNiziUにハマってしまい

とうとう「Nizi Project」を見ることになった。

汗と涙でつかんだデビューまでの道程は

素直に感動しました。

 

そしてメンバーの

顔と名前が一致してからMV見ると

別の感情が加わって

評価が急上昇した。

いや決して情に流されたわけでは

ないんですけどね……。

 

そして12月2日に1stシングル

『Step and a step』が発売されました。

こちらのMVはそれぞれの扉が

デビューまでの道程を表現してあって

みなさんの考察と併せて観ると

さらに感動が深まります。

時計の2時(ニジ)→20時(ニジュー)とか

そんな意味があったのかと。

 

 

 

 

 

 

 

第17位

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI

『ゴッドソング』

(2020年6月10日Mカード販売)

作詞:鈴姫みさこ

作曲:田中秀和(MONACA)

 

 

「バンもん!」は

メンバー6人が自由に活動し

アイドルの枠にとらわれない

「ポスト・アイドル」がキャッチフレーズ。

 

アニソン界で知らぬ者はいない

田中秀和が作曲した

中毒性のあるメロディーと

鈴姫みさこの

全肯定の歌詞に元気がもらえる。

“「父(パパ)に母(ママ)に運命に 愛されても 憎まれても 「オギャー」って産まれたときから ずっと 世界は君のもの!」”

みんな神様に選ばれたから

この世に生を受けて

今を生きているんだもんね。

 

音楽詳しくないので

コード進行よくわからないですけど

このラスサビ前の

気持ち悪い変態的な音の上げ方(笑)

これが「イキスギコード」というやつですか。

YouTubeのコメントで

「秀和かと思ったら秀和だった」は

さすがに笑った。

 

アウトロにサビの旋律を繰り返すのも

ものすごく余韻があって

いつの間にか口ずさんでいた。

MVも可愛くて面白い。

バラエティ番組『ゴッドタン』や

太鼓の達人にも採用されたらしいし

これはキテますね。

 

 

 

 

 

 

 

第16位

CROWN POP

『真っ白片思い』

(2020年1月21日発売)

作詞:NOBE

作曲・編曲:イイジマケン

 

 

スターダストの次世代ダンスアイドル。

CROWN POP(クラウンポップ)3rdシングル。

 

クラポが贈る冬の王道恋愛ソング。

“「右手が君のポケットにお邪魔できますように」”

お邪魔できますって表現

ちょっと古いなと思いつつも

映画の『いま、会いにゆきます』のシーンが

思い浮かんでしまいジーンときてしまった。

 

作曲はイイジマケン。

サビのメロディー浮かんだ時

勝ったわーって思ったろうな。

「キ・ミ・に」で溜めて

「真っ白な」で大ジャンプ。

K点超えて胸に飛び込んで来た。

(うまく言ったつもり)

 

YouTube動画の音量が小さいのが

すごくもったいない。

これだと本当の曲の良さが

伝わらないと思うので

CD音源で聞くのをおすすめします。

かなり印象が変わると思う。

 

 

 

 

 

 

第15位

私立恵比寿中学

『23回目のサマーナイト』

(2020年8月21日配信販売)

作詞:児玉雨子

作曲:猟平、めんま

編曲:ヒロイズム、U-KIRIN

 

 

私立恵比寿中学の

デジタルリリースされたEP盤

『FAMIEN'20 e.p.』に収録。

 

昭和風J-POPサウンドに

女の子目線の

可愛らしい歌詞と台詞に萌える

何度聞いても飽きの来ない楽曲。

途中でクラップやイエーイなど

オタが沸けるポイントも押さえてある。

 

デートしている気分になれる

MVの発案はメンバーからだそうで

コロナ過の現状で密にならず

自分たちで出来ることを

やろうとする姿勢がいい。

 

YouTubeのコメント欄でも

「みんな大人になったなぁ」

「綺麗になったね」と

感慨に浸る人たちでいっぱい。

アイドルの道を選ばなかったら

こういう恋愛もしたかったのかなと

ちょっと切なくなってしまったよね。

この子たちは辛い経験もして

乗り越えてきたから

絶対幸せになってほしい……。

 

 

 

 

 

 

 

第14位

群青の世界

『夢を語って生きていくの』

(2020年4月14日発売)

作詞:ヒナタミユ(ヒナタとアシュリー) 

作曲・編曲:大西俊也(BIG ISLAND RECORDS) 

 

 

群青の世界の2ndシングル

『青空モーメント』に収録。

この映像は新メンバーを加えた5人だが

リリース音源は初期メンバー4人で歌唱している。

 

昨年の「このアイ2019」では

デビューシングルの

『アンノウンプラネット』を

第8位に推すほど

個人的に注目していた新人アイドル。

高く評価しすぎたかと思ったけど

今年もきっちりヒットを飛ばしてくれた。

どうやらフロックではなかったようだ。

 

この曲は疾走感があって

スタイリッシュなかっこよさが魅力。

先に公開されたリリックビデオもあるが

歌詞を読ませなければいけないのに

エフェクトにこだわりすぎて

文字が読みにくいうえ光るため

ポケモンフラッシュで気持ち悪くなるかも。

あまり視聴はおすすめしません。

 

 

 

 

 

 

 

第13位

meme tokyo.

『モラトリアムアクアリウム』

(2020年7月29日発売)

作詞:海猫沢めろん

作曲・編曲:中村瑛彦

 

 

meme tokyo.(ミームトーキョー)は

でんぱ組.incの妹グループとして誕生した

ディアステージ所属のアイドル。

元BiS2期のMEW(ミュークラブ)が加入し

サポートメンバーで一時期

鹿目凛が参加していたこともある。

この『モラトリアムアクアリウム』は

3rdシングルとして発売された。

 

すっとぼけたようなイントロから

超攻撃的な歌詞とラップで

ぶん殴られたような衝撃を受けた。

初見のインパクトが抜群で

だんだんクセになって中毒に。

なにこれ。

エレクトロスウィングという音楽ですか?

「ショットガンぶっぱ」

「マイクはいどうぞ」って耳から離れん。

YouTubeに字幕機能があるので

聞き取れなかった

ぶっとんだ歌詞も見てほしい。

 

韓国人や男装のメンバーがいたり

地雷系メイクとか派手な衣装なのに

話してる映像を見ると

意外とみんな大人しくてギャップ萌え。

かなり個性的で面白い存在になりそう。

 

 

 

 

 

 

 

第12位

STU48

『僕らの春夏秋冬』

(2020年1月29日発売)

作詞:秋元康

作曲・編曲:A-NOTE、T.INOUE

 

 

STU48の4thシングル

『無謀な夢は覚めることがない』の

Type-Bに収録された

2期研究生による楽曲。

センターを務めたのは

AKB48チーム8高知県代表の

立仙愛理の妹・立仙百佳。

 

aokadoの青葉紘希が

A-NOTE名義で作曲。

(『365日の紙飛行機』や

『奇跡の流星群』や『暗闇』の方です)

アイマス楽曲やゲーム音楽を手掛ける

井上拓とタッグを組んで作った楽曲。

欅坂46『二人セゾン』を思わせる

歌詞とメロディーに

なんともいえない懐かしさを憶えた。

 

AKB48福岡聖菜が

2番の歌詞でめっちゃ記憶に残ったという

“ここから見える道の先に 昔愛した君の物語”

確かに深い。

季節と人の心は移りゆくもの。

2人で歩いた桜並木の思い出を

君の物語に例えるか……。

花は散ってもまた咲くから

新しい出会いに向かって歩き続けよう。

っていう康のメッセージかな。

知らんけど。

 

 

 

 

 

 

 

第11位

Task have Fun

『星フルWISH』

(2020年2月12日発売)

作詞:MIZUE

作曲:すみだしんや

編曲:華原大輔

 

 

美少女3人組アイドルユニット

タスク・ハブ・ファンの11枚目シングル。

 

真っ白な衣装で踊る爽やかな夏曲。

作曲がすみだしんやなので

つりビット『真夏の天体観測』や

『プリマステラ』っぽい感じ。

ターンテーブルで踊るMVは

Perfume『ねぇ』を連想させる。

タスクと言えば

ガニ股の変な振付が多かったが

この曲は珍しく

可愛らしい感じにまとまっている。

 

最近はつんく♂とタッグを組んで

「つん♂タス♀」プロジェクトが

盛り上がってるけど

正直つんく♂の楽曲が

「このアイ」に入ったのはほぼ無くて

俺の好みと微妙にずれてるんです。

だいたい児玉雨子と

星部ショウなんだよなぁ。

 

 

 

 

 

第20位から第11位まで

10曲を紹介しました。

個人的に10位~20位がとくに悩む。

要注目の個性的なアイドルが多いので

ここのブロックが

毎年1番熱くて面白いと思う。

 

第10位から第1位は

次のブログで紹介します。

 

 

「このアイドルソングがすごい!2020年版」10位~1位