TPP~私見~ ②今こそ考えてみる
TPPへの参加の是非を問う質問に対して
マスメディアでの調査によると賛成多数であり
反対しているのは、農業団体などだそうです。
世論調査とか、こういった統計を批判なく信用することは
あまり意味がありません。
以前の記事で書きましたが、(TPPに参加した場合の試算)
その統計というものが、立場によって都合よく試算されているからです。
(もちろん、賛否についてのサンプル規模や母集団の問題もありますが)
さて、では今回の賛否に関する統計はどうでしょうか?
情報量が少なく、「第3の開国」とか「自由貿易」とかいった
なんとなく良いイメージ・・・だけで賛否を問われれば
「よくはわからないけど、どちらかと言えば賛成」
っていうのも含まれているのではないでしょうか?
私だって、職業が違ったなら
さして興味を示さなかったと思います。(^▽^;)
消費税とかでもない限り・・・
前回、簡単な図式ではないと書きました。
TPPには
【労働市場の開放の問題】
【公共事業入札の問題】
【医薬品や食品の安全基準】など・・
こういった農業だけでない重大な課題もあります。
農業保護の観点だけでなく、他の産業にも
多大な影響が生じます。
また、「TPPに参加するとコメ農家は壊滅する」というご意見もありますが
TPPに参加する、しない以前の問題として
知っていただきたいのは、
現状のまま(制度など)では、どっちにしろ
コメ農家が壊滅的な状況になるのは時間の問題
という事です。
ですので、まずは
「農業云々の問題ではなく、国全体の問題」
「日本の農業について考える良い機会」
として、考えていくことが大事だと思います。
幼稚園のお誕生会
今日は息子が通園している幼稚園の
2月に誕生日を迎える子のお誕生会に参加してきました。
当初はお父さんにもお仕事があるので
「お父さんは行けないけど、今度ディズニーに行くから・・・ごめんね」
ということで話しておいたのですが
前日になり
「明日は休む。お誕生会は3月のでいい」と
2月生まれの子が、お誕生会の日に欠席すると
3月のお誕生会でお祝いしてくれるのです。
今月はお父さんはお仕事で来れないけど
3月ならお父さんも来れるのではないか?という
期待を込めて、考えに考えた結論だったようです。
・・・そんなにお父さんに来て欲しいんだなぁと思いました(T_T)
息子よ・・・
そんなん言われたら父さん 行くよ!!(゚ーÅ)
ってことで行ってきました(^^ゞ
お昼御飯も、一緒に食べて
なぜかリレーにも参加して・・・足痛い(゚ー゚;
ほとんど、子どもがお友達と遊ぶところ見れなかったので
どんな風に幼稚園で過ごしているのか?
お友達とはどんな風に接しているのか?
それを見れただけで、行って良かったなぁと思いました。
ほんと、成長してるんだなぁ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
TPP~私見~ ①最初に
連載(・・するつもり)の最初から何なんですが
結局は、立場や考え方、感性は人それぞれです。
全員の意見が一致するなんてことは
重要な局面になればなるほど難しいと思いますし
一致してしまうのも、つまらないというか、気持ち悪いというか・・・
満場一致でなくて当たり前ですよね
いろいろな立場の方々・各専門家の方々が
賛否両論を繰り広げています。
そういう意味で、あくまでも私見として
個人経営の米屋の皮相浅薄な見解として
捉えて頂きたいのですが
TPPへの参加は反対です。
理由はたくさんありますが、
輸出産業VS農産業
農業保護VS国益
第3の開国
TPPに参加しないと日本は世界の孤児になる・・・などなど
でも、こんなに簡単な図式であるわけありません。
不平等条約であった日米修好通商条約の時に、
それから10ヵ国以上に対して関税自主権がなかった・・・
それをまた自ら手放そうとしているように見えます。。。
むしろ「平成の日米修好通商条約」ではないかとさえ思うのです。