独居は縦長の長方形の約五畳ほどの広さで、





奥に洗面所や洋式トイレが併設されています。





天井は約3メートル程度の高さで、





ごく標準的なマンションの造りと同じでした。





窓は開閉できないもののかなり大きく、





陽光を取り入れるには十分な大きさです。





ただし窓の外側にさらに猫走りのような廊下があり、





その外側にさらに外界と遮断するような壁があるので、





外の風景は一切見ることができません。





この「外の風景を見ることができない」





というのは、





長期間収容されている者には相当なストレスになってきます。



    




              



内部はモスグリーンなどの柔らかなカラーリングが施されており、





収容者の心理的圧迫感を軽減する配慮がなされています。






例えて言うなら最新鋭の大病院のような造り、





と申せましょうか。





それほど従来の拘置所や刑務所のイメージからはかけ離れています。





近年設置されている社会復帰促進センターも同じ設計思想で造営されているようです。





そして当然のことですが、





館内のいたるところに監視カメラが設置されていて、





すみずみまでモニターしています





ただし要監視の特別部屋を除いて、





部屋の中にカメラはついていません。





また、





エレベーターホールから各階の居住区への扉はすべて指紋認証とパスワードによる施錠システムになっているので、






仮にどこかの階で暴動や脱走騒ぎが発生してもその場で封じ込められ、






他の階に波及することがないようになっています。






まさに最新鋭設備のかたまり、





と言えるでしょう。







           


            

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1階で行われた分類が終了し、





私は刑務宮に付き添われてA練10階に連れて行かれました。





ここはすべて独居のみの階で、





一つの階に約100の部屋が廊下をはさんで整然と配置されています。

 





刑務官の詰め所はこの廊下のちょうど真ん中にあり、





ここでモニターなどを使って24時間、監視を行っています。

 





階によっては独居と雑居が一緒になっているところもありますが、





私がいた階はすべて独居でした。





各階に一人または二人の刑務官が常駐しているため、





近隣の住人たちと会話するチャンスなどはなく、





お互いの素性はまったくわかりませんでしたが、






ほとんど言葉が通じない外国人も比較的多かった気がします。





中にはラマダン中なのか食事を一切取らず、





体調を崩して医務官に見てもらっていた中東人もいました。






前述した通り東京拘置所は新築されたばかりでしたので、






廊下も部屋もすべてがまだピカピカに輝いており、






M暑が旧石器時代の竪穴式住居だったとすれば、






東京拘置所はまるで最新のシティホテルのようでした。






この東拘の最大の特徴は、





部屋や廊下などの窓や扉に鉄格子が使用されておらず、





まるで普通のオフィスビルのような内観になっていることです。





               

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