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Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

お好みの車窓からの眺めも、フランクフルトからの後半はすっかり飽きてしまい長かった列車の旅も終わりを迎え、パリ東駅 / Gare de l'Estに到着。

ふたたびパリの街並とご対面だが、先週より更に暑くなっているようで日中の陽射しは強烈に感じる。

ホテルにチェックイン後、早速 " Collet "の2階で展示している " INSIDEOUT T-SHIRT COLLABORATION/ARTWORKS EXHIBITION AT COLETTE " を覗きにゆく。


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Denis James and Frances Yvette White of INSIDEOUT have invited John Dove and Molly White to collaborate on a new collection of t-shirts inspired by their collages.


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cheers




いつものことだが、慌ただしくベルリンの3日間も過ぎて行った。

ここベルリンも思いのほか夏の暑さを感じ、地下鉄はじめ展示会場など空調設備が日本ほど整っていないため体力消耗も想像以上。

28日に日本を出発してから1週間が経過するが、歩いた距離もかなりなもので、そろそろひと息入れたいところだが、帰国まで休みはなく、又パリに戻らなくてはならない。

ANAと同じスター・アライアンスグループのルフトハンザ航空のベルリン・パリの直行便は、早朝&夕方の1日2便しかないため久しぶりに列車での移動を選択。

ベルリン・セントラルステーションを定刻に出発。

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ドイツの主要都市間の高速列車" ICE "の旅のはじまり。

運良くテーブルを囲んだ4席シートをひとり占めして、自分でささやかなご褒美のビールグラスを片手に車窓から見える永遠と続く田園風景に黄昏れる。

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本来は最速320キロで走行するらしいが、車掌の説明によるとドイツで6月に発生した記録的な豪雨と洪水の影響でエルベ川の鉄橋が閉鎖されているらしく、一部低速運転と進路変更等で予定より時間が掛かるらしい。


cheers



午後10時を過ぎ、地下鉄の高架橋の先の西の空もやっと暮れようとしている。


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会場の雰囲気とお酒に酔いしれながら時間経過も驚くほど早いが、次から次へと持って来てもらうドリンクで急性アルコール中毒一歩手前?

DNAが異なるヨーロッパ人に付き合って飲むのもひと苦労。

ご覧のように、会場で見かけたポークサンドイッチ用の分厚い豚肉の固まりを、ドイツスタイル?時間をかけて炭火焼していた。


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11時を過ぎさすがにお疲れモードで、盛り上がり中のなか、ひと足お先に家路 ( ホテル ) へと

帰り道に初めて見たこのVW車、ドイツ限定のリミッテッド使用なのか?


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午後8時を過ぎても陽射しが残るパーティー会場は異国の空気感に包まれ、空や木々の緑までもが独特な色として目に留まる。

そんな中で小さな丘に立つ彼女は個性的な雰囲気をかもし出していた。

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何度か目が合った彼女が、珍しい日本人に興味を持ったのか、話しかけてきた。

六カ国語をあやつるらしい彼女、羨ましい限りだが次の言語は日本語にするそうだ。

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飲んでいるアルコールのせいではなく、時にはたとえ初対面で相手が異性であっても話すという行動の必要性と、そのひと、その人が発する個性 ( ルックス、人柄、品位、品格 ) とは?を実感した貴重な数時間であった。

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7月3日、2日目のPREMIUM展示会が19時に終了後、会場内の広場でエキシビターの< Grill & Chill >パーティーに潜入。

人で埋め尽くされた会場広場で、偶然、PREMIUMのオーガナイザー " Anita Tillmann / アニタ・ティルマン" に会う。

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彼女にベルリンで初めて会ったのも2003年とすでに10年が経過しているが、4年前にNYの展示会で会ってからの再会となる。

今年10周年を迎え、毎回出展者も増え続け、成功しているひとり。

赤いドレスが眩しい彼女に声を掛け、写真を撮らせてもらう。

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半分眠っているような状態でベルリン行きのフライトに搭乗。

すでに3つの主要な展示会が始まっていて、到着後ホテルに荷物を預けそのまま展示会場へ。

途中、駅の陸橋で目に留まったドイツ人の彼女と手にしてるこのサイン。


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日本ではもちろんNGだと思うが、冗談とも本気とも取れる彼女のサインリクエストに立ち止まり、写真を取らせてもらうのと交換にチップをカップに。

思いのほか愛想がよく、スマイルで見送ってくれた。

日本人の私のチップは、 出来れば * For Beer and Weed *の* Beer*の一部でお願いしますね。


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パリ3日目の夜は、この男としばし雑談。

TRANOI HOMMEの展示会終了後、外の階段スペースでエキシビターパーティー。


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この後、別のパーティーにも誘われパレロワイヤル広場へ移動し、知らないフランス人の中にまぎれ込み、シャンパンのお替わりで随分と心地好くなる。

最後の締めの晩ご飯を食べ終わった頃には、すでに時計の針は午前0時近く。

ジャス自慢のイギリス・キャメロン首相とのツーショット写真で、今晩はそろそろおひらき。


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1ヶ月前の話となりますが、

この季節、日没が午後10時過ぎと、からっとした風が心地いい7月初夏の巴里。

悪臭漂う地下鉄を避けて、移動はもちろんお気に入りのレンタル自転車
< Velib / ヴェリブ >

メンズのファッションウィーク中だが、展示会場やショールームを訪ねても今ひとつわくわく感が乏しい。

街もすでにサマーセール一色で賑わっているようだが、こちらもなぜだか関心薄。

仕事が終わった8時過ぎ、まだまだ陽射しが残る公園のベンチに腰掛け、ぼんやりと景色を眺めしばし息抜き。


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1988年、東京神田神保町ミニシアター岩波ホールに観に行ってから、25年が経つ。

25年前の記憶なので随分と曖昧となってしまっている映画 < 八月の鯨 >


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今年2月、岩波ホール創立45周年記念でニュープリント版が上映され、現在7月は地方の映画館で上映されている。

アメリカ女優 < Bette Davis /ベティ・デイビス > & < Lillian Gish / リリアン・ギッシュ>のふたりが老姉妹役を演じた作品は、切ないが穏やかな気持ちにさせられ胸にジーンとくる。

誰にでも訪れる人生の黄昏。

老いても気品を持ち続ける日々の生活。

人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある


by





待ちこがれたイギリス人アーティスト< JOHN DOVE & MOLLY WHITE / ジョン・ドーブ& モリー・ホワイト>と< INSIDEOUT / インサイドアウト > とのコラボレーションTシャツとポスターがやっと到着。

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1973年の貴重な< LIPS >をはじめ、 全8プリントデザインはシルク素材に < INSIDEOUT > の得意技術であるデジタルプリントが施され、まさにUKポップアートの傑作。

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ふたりのサイン&シリアルナンバー入りのリミッテッドポスターは、世界でわずか数十枚のみと希少価値のオリジナル版。

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24日から始まったパリ・コレットでの展示販売イベントに続き、我が<showroom cicada / ショールーム・シカダ >でも、7月からのお披露目準備中。

長い時間経過の中で紆余曲折の心中穏やかでない今、もう一度、原点である魅せられたUKファッションに回帰の決意。

all the very best