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Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

すでにファッション関係者の話題は、2014年春夏コレクション/ フィナーレを飾るパリコレ・ウイメンズが始まっているが、いつもの如くタイムラグありのスローな亀 / カメの動きで、最終のロンドンの話題を継続中?

ANA202便19:35発のフライトにあわせて、16:45に予約していたミニキャブから10分前に電話で高速道路 M1, A4が閉鎖もしくは大渋滞のため、ピックアップに来れないと急に連絡が入った。

海外での小さなアクシデントにも慌てず何とか対応出来るようになっては来ているが、あまりに間際過ぎて少し慌てる。

やむを得ずパディントン駅からヒースロー・エクスプレスを選択し、15分でターミナル3に到着して事なきを得てホッとする。

毎回来るたびに値上がりしているのがロンドンの物価だが、錆び付いた記憶をたどれば、片道12ポンドくらいだった運賃が毎年少しずつ値上がりしていて、16ポンドの記憶のままで止まっていたが、今は驚いたことに20ポンド。

一瞬間違ってファーストクラスを選択してしまったのかと思ったほどだが、間違いなくスタンダードクラスだった。

文句を言うとイギリス人から嫌なら来るなと言われてしまうから、これがロンドンだと無理矢理納得させるのも慣れっこになっている。

久しぶりのロンドン、行きたかった所は数多くあったが、また次回までお預け。

機上の人となり、赤ワイン片手にふたたび惚れ込んだUKメンズファッションスタイルの復活に妙案ひらめいた、かも?

all the best






今回のロンドン滞在最後の締めとしての話題は、やっぱり大好きなエリア・ウエストロンドン。

ロンドン夏の風物詩のひとつ " Notting Hill Carnival / ノッティング・ヒル・カーニバルは大勢の観光客も訪れる有名なイベントだが、10数年前を最後にご無沙汰している。

もうひとつ、当時ハマっていたイベントが、ポストコード W11, W10エリアで 1996年にフリーエントリーで始まった " Portbello Film Festival / ポートベロー・フィルム・フェスティバル"





フィーチャー、ショート、ドキュメンタリー、アニメ、ミュージックなど、マイナーな映像が中心だが、ビール片手に屋外室内の会場の雰囲気と空気感に酔いしれていた。

今回、一時期一緒にファッションの仕事をしていた " JC Carroll "が、今は音楽プロデューサー、フィルム&ビデオエディターとして活躍している。

その彼が、" PORTBELLO ALTERNATIVE LONDON FILM FESTIVAL POP UP CINEMA " に大々的に写真付きで、大きく紹介されていた。





15分間のミュージック・ビデオ。

" How To Make A Video On An iPhone (J.C. Carroll) 15 mins Instructional JC has made several viral music videos on his phone. He shares his technical secrets."


cheers


発車してからすぐにランチタイムが、はじまる。

ボルドーを片手に巴里滞在を振り返りながら、車窓からの田園風景を楽しむ。

食事も終わり景色を眺めるのにも飽きて来た頃、ひとり旅の退屈しのぎに車内の雑誌をパラパラめくる。

THE MODERN GIRLS GUIDE TO PUNK

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Kate MOSS a love STORY、

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PHIL DANIELS WEARS THE PARKA QUADROPHENIA 1979

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PUNK EN POUPE

これからロンドンに乗り込むには、気合い十分な内容

cheers




翌朝は運良く朝日と青空で起床。

気温は低いが心地いい風を感じながら、北駅に向かう。

チェックインゲートを通過して、イギリスのイミグレーションも簡単に終了、手荷物のセキュリティー検査後、ほぼ満席の待ち合いシートでワンシート見つけ、乗車アナウンスまで時間をつぶす。

読書をしていた隣りのご覧のマダムが話しかけて来た。


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彼女の名前は、" DANMAWTEE CHUNDUNSING / ダンマオティ・チャンダンシン"

アフリカ大陸の東 / インド洋の貴婦人と呼ばれリゾート地として名高いモーリシャス島から、28年前にパリにやって来た言う。

今回はロンドンに住む姉に会いに、1ヶ月滞在する予定らしい。

わずかな時間の見知らぬ異国の人とのふれあい。

久しぶりに乗車するプラットホームのユーロスター・ロンドン / セント・パンクラス行き。

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そろそろ発車時間、2時間20分の列車の旅のスタートです。

cheers


V&A / ヴィクトリア&アルバートミュジアムで開催されている < CLUB TO CATWALK LONDON FASHION IN THE 1980s > に< INSIDEOUT >も参加している。

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運良く激動のロンドン80年代を体験したひとりとして、今回の展覧会は厳しい社会情勢の中、当時の若者たちが創造力豊かにパンクスピリッツをベースにチャレンジし表現していった感動の再現のように思う。

その中でもケンジントンマーケットにはよく通ったが、無名な若い男女のデザイナーが手作りのオリジナルを販売していて、とにかく刺激的で面白かった。

モッズ、ロッカー、パンク、テッズ、スキンヘッズ、ニューロマンティックなど、クラブシーンと結びついていたファッションは、まるであふれんばかりの刺激の玉手箱から飛び出して来ているような錯覚さえ覚えた。

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当時、i-D, THE FACE, BLITZなどのカバーを飾った人気モデル < Scarlett Cannon / スカーレット・キャノン > の写真が懐かしい。


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cheers


今回、パリ行きのANA205便に知り合いのファッション人間の搭乗者はゼロだった。

帰国便ANA206便もチェックインカウンターで見かけた人はいなかった。

展示会シーズンではとても珍しいことだが、今回ANAラウンジで久しぶりにこの人に会った。

スタイリストBABA KEISUKE / 通称馬場ちゃんのご覧の表情で2枚撮らせてもらう。


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東京で初めて会ってから随分と時間は経っているが、同じ歳。


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彼は正真正銘のユニオンジャック・フリークで、1986年から4,5年ほどロンドンで暮らしていたと思う。

当時は早朝からマーケットに行くのが日課と言ってもいいほどで、時々カムデンやコベントガーデンで偶然会っていたように思う。

ポートベロー、カムデンロック、コベントガーデンのジュビリー、スピタルフィールズ、グリニッジのバラ、エンジェルのカムデン・パッセージ、バーモンジーなどなど、ローカルなマーケットまで数えれば、毎日ロンドンのどこかの街で開催されている。

掘り出しものを見つけて、値段交渉をすることも楽しみのひとつで、80年代、90年代のマーケットはとにかく魅力的だった。

古き伝統を重んじるイギリス文化でマーケットの存在はおそらくこれからも永遠だろうが、最近はニューなストーラーの方が多いのはちょっぴり残念ではある。

今は昔、致し方ない気もする。

cheers




今回のパリWHO`S NEXT展示会の最後のレポートは、会期中に行われたらしいファッションショー&イベントの様子。

会場入りする前に目に留まったご覧のコスチュームの彼ら。

開始前で行列してスタンバイ待ちの状況だったかと思い、そのままで写真を1枚リクエストしたが、わざわざ移動してくれて再度それぞれ思い思いの表情とポーズを取っての仕切り直し。

どんなイベント内容かは全く把握していないが、想像するに中南米メキシカン&ペルービアン x フレンチのラテンの乗り ?

この色彩と空気感も、やっぱり日本では発生しないかな、、、、、

merci



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二度あることは三度ある。

その不思議なご縁に本当に驚くやら、感心するやら。

今回もWHO`S NEXTのエントラス付近で、偶然フランス人モデルのおばちゃま / マダム INGRIDに、 またまたまた再会。

そして今までと同じく言葉は通じずだが、またまたまた写真を撮らせてもらう。

彼女もすっかり慣れたもので、ご覧の表情とポーズで対応してくれた。

merci


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十分に喉をうるわし1時間ほどの夕涼みの後、地下鉄に乗ってやって来たのは2回目となる
<< CHARTiER/ シャルティエ>>

予約なしのシステムなので今回ももちろん行列は出来ているが、5分ほどで2階のテーブル席に案内される。


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オーダーを忘れてしまうほどのボリュームを5人全員でシェアするため、テーブルペーパークロスはご覧の有り様。


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前回で要領は得ているので、ラフな雰囲気と赤ワイン&老舗ビストロフレンチを全員で堪能して、あっという間に2時間半が過ぎていった。

帰り支度をして階段を下り始めると、すでに1階店内はすっかり片付けモード。


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今回も飲んで食べて満腹となり、驚きのおひとりさま26ユーロの超リーズナブルプライス。

異国食文化の伝統と歴史あるフレンチビストロの雰囲気とテイストに、おそらくこれからもパリに来るたびに通うであろう、やみつきになる可能性は大。

cheers





毎年2シーズン、これまでに随分と " Porte de Versailles "の展示会場までの道のりを通って来ている。

強烈な夏の陽射しを受けながらホテルから駅まで歩き、地下鉄に乗り会場までですでに汗が吹き出る。

WHO`S NEXTのエントランスバッジを受け取り、パビリオンの一番奥に位置する会場までムービングウォークを利用しても結構時間が掛かるが、今回会場入りして一番最初にハローの挨拶をしたのは、ブラジル人シューデザイナー " Sarha Chofakian / サラ・ショファキャン"


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今年の1月から半年ぶりの再会だが、サンパウロでの彼女との最初の出逢いは今も決して忘れない記憶として残っている。


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これまでにあまり見たことがないカラフルでディテールに凝ったデザインが気になり、ブースの前を何往復かしたののち、やっとスタッフに質問しようとして中に入った時に、後ろから声を掛けて来たのが、どことなく異国ラテンのおとなの女性のチャーミングさ感じたサラだった。


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珍しい日本人に親切に対応してくれて、その後はビジネス抜きでも随分と仲良くなった。

cheers