【復習】
(9/4)理想の結婚
父・義時(小栗旬)のダークな面を見せられ、泰時(坂口健太郎)は苦悩を深めていた。
新たな鎌倉殿となった実朝(柿澤勇人)の新政が始まっていた。並行して、鎌倉殿としての教育も進められていた。
鎌倉殿までも弑逆した北条時政(坂東彌十郎)は御家人たちの反感を買う一方で、その容赦ないやり方で恐れられてもいた。権力の絶頂にある時政のもとには彼に誼を通じようと多くの賄賂が集まっていた。
りく(宮沢りえ)の実子・政範(中川翼)は母に溺愛され、若くして左馬権助に任じられていた。いずれは北条の跡目を襲い、義時のライバルになるはずの人物だった。
時政は大国・武蔵の実権を掌握するため、代々秩父党が継承してきた武蔵国の実質的なトップである留守所総検校職の座を娘婿の畠山重忠(中川大志)から奪い取ろうとしていた。そこで時政は重忠に、武蔵守すなわち武蔵国の名目上の長官にならないかと持ちかける。
そのことを相談された義時は、重忠から総検校職を奪えば、畠山と一戦交えることになるとほのめかし、時政に釘をさす。
一方、実朝の花嫁は、後鳥羽上皇(尾上松也)とも血縁関係にある、坊門信清の娘に絞られた。政範は彼女を鎌倉に迎えるため、京都へ出発する。
京都では、北条を嫌う上皇の意を受けた源仲章(生田斗真)が平賀朝雅(山中崇)に、上皇に気に入られたければ、北条のプリンス政範を暗殺するよう唆す。
果たして、政範は急死する。
その頃、鎌倉では義時に縁談が持ち上がっていた。
二階堂行政(野仲イサオ)の孫娘・のえ(菊地凛子)で、義時はその人柄を見極めた上で後妻に迎えたつもりだったが、後に泰時は彼女がとんだ食わせものだったことを知ってしまう。
和田義盛(横田栄司)と巴(秋元才加)に理想のカップル像を見た実朝は理想の結婚に憧れるものの、それを諦めて政略結婚を受け入れる代わりに、和歌に生きていきたいと思いはじめていた。
平賀朝雅に義弟政範を暗殺させるとは嫌なストーリーを考えるもんだなあ。
「北条は悪巧みを企んだ連中を成敗しただけ」という北条史観に、なにも脚本がさらなる枝葉を加える必要もないだろう。それに、今さら良心の呵責があるように見せるより、もっと悪に徹する義時の方が説得力もあるし、らしくもあるように思うのだが……。
(9/11)苦い盃
新しい母の裏の顔を垣間見た泰時はそれを父・義時に打ち明けるべきか悩んでいた。
実朝の正室・千世(加藤小夏)が鎌倉に到着し、御所に迎えられた。
京都から帰った畠山重保(杉田雷麟)は北条政範の死を伝え、平賀朝雅が毒を持ったに違いないと義時たちに告発する。
一方、重保から毒殺のことを追及された朝雅は、りくに重保が政範を毒殺したのだと吹き込む。これを聞いたりくは、夫の時政に政範の仇を討てと迫る。
これに、時政も畠山討伐を主張するが、兵を動かすためには鎌倉殿の政所下文が必要だからと、義時は時政を宥めようとする。
時政が畠山討伐を目論んでいると察知した畠山重忠(中川大志)は「やるなら、受けて立つ!」と義時に明言して、武蔵に帰った。
そんな頃、実朝が和田義盛邸を突然訪問する。
畠山討伐を自重するよう、時政を説得する義時。時政も矛を収めることをいったんは承知するものの、りくに弱腰をなじられて、畠山と一戦交えることを決意する。
御所では実朝の姿が見えなくなったと大騒ぎになっていた。
時政は、御所に戻った実朝を見つけると、急ぎの決裁文書に鎌倉殿のサイン(花押)が欲しいといった。実朝は素直にこれに応じる。
畠山討伐の決裁文書(政所下文)であった。
だから、よく内容を確かめもせずに、判を押しちゃダメだって……広元先生や康信先生は仰ってませんでしたか?
(9/18)武士の鑑
鎌倉では鎌倉殿の政所下文を受けて、畠山父子を誘殺する謀議が進められていた。
時政の口車に乗って畠山父子討伐の下文を決裁したものの、重忠を殺したくない実朝は大いに後悔していた。
重忠は追討軍が来ても、応戦する構えだという。
義時は追討軍の大将を買って出る。
義時は父・時政の暴走を止めるため、いずれクーデターを行う心構えをしておくよう、政子(小池栄子)に告げる。
義時率いる追討軍と、畠山軍は二俣川で激突した。
数で圧倒する追討軍は畠山軍を撃破する。
息子の重保を殺され、不退転の覚悟で挑んだ重忠は獅子奮迅の働きを見せるが、ついに愛甲季隆が放った矢にあたり、首を獲られた。
重忠に謀反の心がなかったと知れわたると、時政の強引で悪辣なやり方に御家人たちの憎しみと非難が集中した。
時政は御家人たちの反発をかわすため、義時の提案で娘婿の稲毛重成(村上誠基)を陰謀の首謀者に仕立て上げる。武蔵国留守所検校職をめぐる秩父党内の内輪もめに見せかけようとしたのである。
身に覚えのない重成だったが、時政はすぐさま彼の首を刎ねさせた。
この無慈悲な処置に時政に対する御家人たちの憎しみは一層募った。
御家人たちからの信頼を失わせようとする義時の計略だった。
「重成は捨て石」。義時は冷たい目で政子にそういい切った。
(9/25)オンベレブンビンバ
鎌倉では幕政をめぐって、北条家内部の主導権争いが始まっていた。
北条時政とりくは義時と政子に対抗するため、三浦義村(山本耕史)を味方に引き入れようと企む。
実朝に代わって、時政たちの娘婿で源氏一門でもある平賀朝雅を擁立しようというのだ。
そんな頃、実朝は突如、和田義盛の館を訪問する。義盛と巴に理想の夫婦を見ていた実朝はそこへ行くと、心が落ち着くのだった。
一方、時政たちは実朝を拉致して、鎌倉殿の座を朝雅に譲らせようと謀議を進めていた。しかし、一味の義村は寝返り、その計画を義時に知らせる。義時は陰謀の存在を知らないふりをして、時政を泳がせる。
クーデターの決行前夜、時政と義時、時房、政子と実衣(宮澤エマ)の五人は久しぶりに一家団欒の時をすごす。
和田邸を訪れた実朝はまんまと時政の手に落ち、時政は実朝に朝雅への禅譲を迫るが、実朝は承知しない。
実朝拉致の知らせを聞いた義時はすぐさま出陣を命じた。
※()内はキャスト。敬称略
■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略) 〇義時をめぐる人びと
★江間「小四郎」義時(43):小栗旬
のえ(-):菊地凛子 ※義時の後妻(伊賀氏)
江間「太郎」泰時(23):坂口健太郎
初(-):福地桃子 ※泰時の妻
トウ(-):山本千尋
鶴丸(-):きづき ※泰時の従者
★北条「遠州」時政(68):坂東彌十郎
りく(-):宮沢りえ ※義時の継母(牧の方)
きく(-):八木莉可子 ※義時の異母妹(りくの実娘)
平賀朝雅(-):山中崇 ※義時の義弟(妹婿
北条「五郎」時房(31):瀬戸康史 ※義時の異母弟
実衣(-):宮澤エマ ※義時の実妹(阿波局)
阿野時元(-)森優作) ※全成と実衣の実子
ちえ(-):福田愛依 異母妹 ※畠山重忠の妻
畠山「次郎」重忠(42):中川大志 ※義時の義弟(妹婿)
畠山「六郎」重保(-):杉田雷麟
稲毛「三郎」重成(-):村上誠基 義弟
○鎌倉殿をめぐる人びと
北条政子(49):小池栄子
源実朝(1192):柿澤勇人
千世(-):加藤小夏 ※実朝の正室
つつじ(-):北香那 ※頼家の正室
善哉(1200):長尾翼
〇三浦党の人びと
三浦「平六」義村(-):山本耕史
「駿河次郎」泰村(-):● ※義村の次男
三浦「九郎判官」胤義(-):岸田タツヤ ※義村の実弟
★和田「小太郎」義盛(56):横田栄司
巴(-):秋元才加
朝比奈「三郎」義秀(33):●
〇御家人たち
☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
小山「小四郎」朝政(-):中村敦
長沼宗政(44):清水伸 ※小山朝政の弟
結城「七郎」朝光(39):高橋侃 ※小山朝政の弟
☆大江広元(58):栗原英雄 ※中原親能の弟か?
☆二階堂行政(-):野仲イサオ ※頼朝の從叔父
☆三善康信(66):小林隆 ※頼朝の乳母の甥
○宮廷の人びと
★後鳥羽上皇(23):尾上松也
源仲章(-):生田斗真
土御門天皇(8):●
藤原兼子(48):シルビア・グラブ ※後鳥羽上皇の乳母
九条兼実(54):田中直樹(ココリコ)
○その他の人びと
文覚(64):市川猿之助
慈円(48):● ※九条兼実の実弟
運慶(-):相島一之
陳和卿(-):テイ龍進
※()内は二俣川の戦いの時(元久二年)の年齢
※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)