今回は道の駅ではありませんが、観光で立ち寄った
東尋坊 をご紹介します。
福井県は過去に何度か訪れていますが、私は一度も東尋坊に行ったことがありません。
今回は日程に余裕があったので、初めて立ち寄ることにしたものです。
駐車場は市営も含め数カ所にあるのですが、私は最初に目についたお土産屋さんが運営する駐車場に入りました。
料金はどこも500円のようですが、この店で2000円以上の買い物をすれば返金してくれます。
駐車場のおじさんが私の車のナンバーを見て、「九州から遠いところをようこそ!さっきは、北海道の車が停まっていたよ!」と歓迎してくれました。(*^^*)
私が車を停めた駐車場は ”東尋坊商店街” の入り口にあたります。
ここから300mの商店街を抜けた先に東尋坊があります。
商店街の途中には、海抜100m、地上55mの ”東尋坊タワー” がありますが、昭和39年にできただけあって、昭和レトロの雰囲気です。
商店街は両側に土産店などが並びますが、他の古い観光地と同じく、ここでもやはりシャッターが閉まっている店が目立ちます。
商店街の一番奥(海側)に階段があり、それを下りると東尋坊です。
その付近にはいくつかの大きなレストランやカフェが並んでいます。
この写真の右手奥に見えるのが ”東尋坊タワー” です。
そして、右手にあるカフェをご覧ください。
”IWABA CAFE” (岩場カフェ)ですね!
鳥取砂丘にはスタバならぬスナバコーヒーがありますが、同じようなものでしょう。(笑)
”東尋坊” は福井県北部の海岸線に約1kmにわたって連なる巨大な柱状節理です。
「柱状節理世界三大絶勝」の一つであり、国の天然記念物と名勝にも指定されています。
サスペンスドラマのエンディングで刑事が犯人を追い詰め、ついに観念してすべてを吐く、というシーンの撮影に何度も登場しますね!(笑)
この崖の高さは25mあり、もちろん柵や手すりはありません。
私自身は臆病なので、岩場の上までは行きませんでした。(^^;)
ここから散策路があったので少し歩いてみました。
この海岸線は非常に入り組んでいるのですが、遠くにはこんな景色が見えます。
案内図によるとこの島は ”雄島” と言うらしく、”雄島橋” で本土と繋がっています。
橋の先に小さく鳥居が見えますが、ここが ”大湊神社” です。
そして視線を右手に移すと、そこにも柱状節理が連なっています。
ここには洞窟がいくつも見えます。
波の力で柱状節理に穴があいたのでしょうか?
散策路を歩いていると広い草原に出て、そこにはこんなベンチがありました。
さすがに福井県だけあって、背後に恐竜くんが・・・!
この恐竜くん、前にも会ったことがある、と思っていたら2年前に訪問した ”道の駅南えちぜん山海里” の店内で同じのに出会いました。
2022年4月24日道の駅南えちぜん山海里で撮影
ところでこの ”東尋坊” という名前ですが、寿永元年(1182年)その乱暴さゆえに仲間によってこの崖から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧「東尋坊」に由来しているのだそうです。
ちなみに福井県坂井市では、2027年までに東尋坊エリアを再整備すると発表しています。
ガラス張りの展望室を持つビジネスセンターが新たに建てられ、商店街もリニューアルを計画しているのだそうです。
数年後には今とはイメージが大きく変わっているかもしれません。
さて次は、私が一番楽しみにしていた ”恐竜博物館” へ向かいます。