鹿児島 大隅半島の旅⑪:本土最南端!”佐多岬” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次に向ったのは大隅半島の最南端にある

佐多岬 です。

 

 

”佐多岬” は日本本土の最南端の地です。

よく間違いやすい岬に ”佐田岬” があります。

 

佐多岬が ”さたみさき” と読むのに対し、佐田岬は四国の西の端の細長い佐田岬半島の先端にあって ”さだみさき” と読みます。

 

 

私は四国へ行く時にいつも ”佐田岬” にフェリーで渡るのでどちらかというとこちらの方が馴染みがあります。(^^;)

 

本土最南端の ”佐多岬” にはむかし一度来たことがあるはずなのですが、いつ、誰ときたか記憶があいまいでよく覚えていません。

そこで今回、あらためて来てみることにしたものです。

 

道の駅根占からは40分ほどの行程で、駐車場のある ”エントランス広場” に到着しました。

そのエントランス広場で出迎えてくれたのは、巨大なガジュマルの樹です。

 

 

 

この巨大なガジュマルの樹は樹齢が約80年なのだそうです。

 

ガジュマルの木をそばでじっくり見てみると、幹から真下に枝のようなものが伸びており、それが地面に届いて根になっているのですね!

 

 

 

ガジュマルは何度も見ているはずだけど、これは初めて知りました。

 

このエントランス広場には佐多岬グッツなどを販売する観光案内所や、トイレ、休憩スペースなどがあります。

 

 

更に海に面して、広い展望所が作られています。

そこからの景色をご紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

先端に灯台が見えますが、これが日本最古の灯台の一つである ”佐多岬灯台” です。

 

イギリス人の設計によるこの灯台は明治4年から点灯しましたが、昭和20年の空襲で一度焼失し、昭和25年に復旧して現在に至ります。

 

この灯台は実は陸続きではなく、最南端の岸壁から50m先の ”大輪島” に建っています。

従って一般観光客が灯台まで行くことはできませんが、行けるのはこの先の山道を約800m歩いた ”佐多岬展望台” までです。

 

当初私もその展望台まで歩くつもりだったのですが、その入り口である長さ165mのトンネルの前まで来ると、こんな看板がありました。

 

 

 

ってことは、800m以上ってことか!

その佐多岬展望台は、先ほどの展望所から見えるところにあります。

 

 

この右手の山の頂上です。

望遠で覗いてみましょう。

 

 

 

 

この白亜の展望台は、2019年にリニューアルしたのだそうです。

 

よく見ると、ふもと付近からジグザグに延々と階段が続いています。

ここからだと、一旦山を下って、再びあの長い階段を上ることになるのか・・!!

 

長い階段を見た途端、軟弱な心が持ち上がって・・

「ここからの景色と大して変わらないだろう!」と、行くのをやめることにしました。(^_^;)

 

 

ここにあった看板です。

空気が澄んでいれば、屋久島や種子島まで見えるのだそうです。

 

お天気も良く暖かい日だったので、皆さん景色を見ながらソフトクリームを食べています。

展望台まで歩くのを諦めて時間ができたので、私たちも観光案内所の売店で名物の塩ソフトクリームを買ってゆっくり味わいました。

 

 

そしてこんなものも頂きました。

 

これは最南端の証明書ですが、同様に最北端、最西端、最東端の4枚を集めると、この証明書の裏側が ”日本本土四極踏破証明書” になる優れものです。

 

結局ここで1時間ほど滞在し、再び来た道を戻り次の目的地を目指しました。