鹿児島 大隅半島の旅④:道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

初日の4か所目は

道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 にやってきました。

 

 

 

 

 

物産館である ”やごろう農土家市(のどかいち)” の前に建つこの像が道の駅のシンボルです。

下から、牛、豚、鶏が順番に背中に乗っています。

 

グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」に出てくる動物だと下から、ロバ、犬、猫、鶏のはずですからちょっと違いますね!(笑)

 

ここ "曽於市大隅町” は畜産が主産業であり、牛の飼育、黒豚の養豚、養鶏が盛んなので、それを象徴する意味でブレーメンの音楽隊に倣って作った像だろうと思います。

 

 

もうひとつ、こんなオブジェもあります。

こちらは牛がスイカや白菜、大根など農作物を運んでいますね!

 

特にスイカは ”やごろうスイカ” といって糖度11度以上の大隅町オリジナルブランドです。

 

 

 

 

道の駅自体の施設としては、この物産館である ”やごろう農土家市(のどかいち)” と、その隣にあるレストラン ”黒豚料理やごろう亭” の二つです。

 

ですが、実はこの道の駅の全体は広さ20haにも及ぶ広大な敷地があります。

 

 

 

全体図だけは見やすいようにHPから画像をお借りしました。

右手に先ほど紹介した”やごろう農土家市” ”やごろう亭” があります。

 

中央に ”多目的広場” があり、左手の方には ”弥五郎まつり館” ”健康ふれあい館” ”弥五郎どん銅像” などがあります。

 

せっかく来たのだからと、ぐるっと散策してみました。

 

 

ここは ”多目的広場” です。

大勢の人がいる、と思っていたらこの日はゲートボール大会が行われていたようです。

 

 

多目的広場を更に奥の方へ進んでゆくと、何やら巨大な像が見えてきました。

この写真の中央に見えているのが、道の駅の名前にもある ”おおすみ弥五郎” の銅像です。

 

 

 

このおおすみ弥五郎(弥五郎どん)の銅像は高さが15m、重量は39トンあります。

そもそも ”おおすみ弥五郎” とは何者なのでしょうか?

 

そのモデルになった人物については諸説ありますが、奈良時代の西暦720年に勃発した「隼人の反乱」の際に、律令政府に対抗した隼人側の統率者であったという説が有力です。

 

この町にある 「岩川八幡神社」では毎年11月に ”弥五郎どん祭り” が開催され、身長4m85cmの弥五郎どんが町を練り歩きます。

 

 

この写真の右端、屋根に富士山みたいなのが乗っかっている建物が ”弥五郎まつり館” です。

ここは弥五郎祭りや弥五郎どんに関する博物館です。

 

中央の円弧型の建物が ”健康ふれあい館” で、温泉施設 ”やごろうの湯” があります。

左端は ”大隅デイサービスセンター” です。

 

地元の方々が終日楽しめる施設になっていると思います。