いよいよ中部の旅の最終回になりました。
道の駅したら が最後の目的地です。
本日1カ所目に訪問した岐阜県の道の駅パレットピアおおのからは、途中SAで休憩したのも含め、約2時間半かかってしまいました。
新東名高速の "新城IC” を下りてからでも一般道を30分以上走ります。
"愛知県設楽町(したらちょう)” は愛知県の北東部、「奥三河」に位置する山あいの町で、人口は約4400人ほどです。
設楽町にはここ以外に 「つぐ高原グリーンパーク」「アグリステーションなぐら」という2つの道の駅があります。
3カ所目の「道の駅したら」は、ちょうど1年前の2021年5月にオープンしました。
山深い場所にしては、失礼ながら随分と近代的な建物が建っています。
この道の駅は2つの施設で構成されており、手前の大きな建物は 「設楽町奥三河郷土館」です。
この郷土館は元々別の場所にありましたが、道の駅の開業に合わせ、この場所に移転しました。
全体の配置はご覧のようになっています。
郷土館については後ほど紹介しますので、先に道の駅の本体へ行ってみましょう。
この左手の建物が道の駅の本体で、市場や食堂があります。
そしてもう一つ、この広場にはこんなものも展示されていました。
これは1968年(昭和43年)に廃線となった "豊橋鉄道田口線” の「モハ14形」というそうで、木製車輛です。
これも旧奥三河郷土館から移設されたのだそうです。
市場の入り口には3体のかかしが陣取っています。(*^^*)
中に入る前に、HPよりお借りした配置図をご覧頂きましょう。
1階は "清嶺市場” と "清嶺食堂” それに情報コーナーです。
2階に "ほうらいせん酒らぼ” という、日本酒造りを体験する施設があったようですが、気が付かずに2階へは行きませんでした。
そして、せっかく来たので、「奥三河郷土館」にも入ってみました。
設楽町を含む奥三河というのは、古くから人が住んでいた場所です。
縄文時代やそれ以前の石器時代、そして古墳などの遺跡も多く発掘されています。
戦国時代には多くの戦いもありました。
そういった奥三河地方の豊かな自然とくらしを伝える考古・歴史・民族の資料を7万点以上集め、展示しているのがこの施設です。
ここは有料エリアと無料エリアがあり、今回私たちは無料エリアだけ見学しました。
最初に目についたのがこの古民家です。
これは明治時代の建物で、実際に昭和50年頃まで人が住んでいた民家の実物を移設したのだそうです。
農業や林業を生業とした地域なので、他に山から木材を運び出す様子を再現したものなどがありました。
さて、これで今回の目的地はすべて回り終えました。
静岡空港の場合は、いつもその近くにある "道の駅掛川” で時間調整をします。
1時間半ほど走って道の駅掛川に立ち寄り、遅い昼食を済ませて富士山静岡空港から帰途につきました。
※本日走ったルート(googleタイムラインによる自動記録)
この日の走行距離は319km、累計1277km
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