3日目の2か所目は、道の駅砺波の隣接地で開催されている
砺波チューリップフェア にやってきました。
“富山県砺波市(となみし)“ はチューリップの球根産地として全国に知られています。
ここには “道の駅砺波” がありますが、それに隣接して “砺波チューリップ公園” があり、そこでは毎年4月下旬から5月上旬まで “砺波チューリップフェア” が開催されます。
今年はその期間が 「4月22日~5月5日」だったので、ぴったり今回の旅に合致したのです。
実はこれに遡る3月19日の日経新聞土曜版「何でもランキング」に「春鮮やかなチューリップの名所」という記事があり、その全国一位が「砺波チューリップ公園」だったのです。
ということで、今回の旅でも特に期待した場所の一つです。
道の駅とは違う離れた場所に複数の駐車場があり、そこからシャトルバスあるいは歩く、という情報は得ていたのでひたすら案内表示に従いました。
私たちは “砺波市高道体育館” のグラウンドに造られた臨時駐車場に車を停め、そこから歩くことになりました。
駐車したグラウンドからチューリップフェアの会場までは歩いて10分程です。
その歩道は 「フラワーロード」と名付けられているように、見事な花が咲き誇っており、ここだけでもチューリップフェスタを楽しんだ気分になれます。
広大な砺波チューリップ公園には北門、南門、東門の3つのゲートがあり、私たちは東門から入場しました。
道の駅砺波は北門の近くにあります。
ちなみに、入場料は大人1300円、それに駐車料金が500円です。
これが園内マップですが、広さは約7haあります。
この公園内に、300品種、300万本のチューリップが咲き誇ります。
私たちが1時間以上滞在して見て回ったのはそれのほんの一部でしかありませんが順番に紹介して参りたいと思います。
まずは公園の中心部にあるメーン会場です。
ここには “チューリップタワー” があり、そこに上れば園内が一望できます。
このチューリップタワーは2代目で2021年に完成したのだそうです。
タワーの高さは26mあり、その横には高さ4m、長さ140mの “チューリップスカイウオーク” があります。
手前の人工池の中には水上花壇が彩りを添えています。
別の視点からも見てみましょう。
日経新聞のランキングで一位になった時の記事にも 「見せ方がやはり日本一」「工夫を凝らした演出は一見の価値がある」といったコメントがありましたが、まさにその通りです。
次の写真もその一つです。
これは “チューリップツリー” といい高さは5mあります。
これは花の色がピンクから黄色へと変化するのだそうです。
これは “オランダ風車” とその周りを囲んだチューリップ花壇です。
ここも水上に植えられており、やはり演出にセンスがあります。
さて、私が一番時間をかけて見て回ったのが “彩りガーデン” です。
ここは、富山県内で球根生産されている300種類を集めた花壇です。
すべてに名前が書かれていますが、とても覚えられません。
次はアップにしたチューリップをいくつかご覧いただきましょう。
ほんの一部をご覧頂きましたが、これが300品種あるのですから驚きです。
この日はフェア期間の最初の日曜日ともあって、随分多くの人たちが集まっています。
広場ではイベントなども開催されていました。
私たちがここに滞在したのは1時間ちょっとです。
この7haもの公園のほんの一部でしかありません。
時間に余裕があれば、半日は見て回りたいと思いました。