中部のレポートの途中ですが、昨日とおとといで宮崎県の
ジャカランダ祭り へ行ってきたのでそのご紹介です。
開催されている場所は、宮崎県日南市にある "道の駅なんごう” の周辺です。
私の住む福岡県からは4時間ほどかかります。
日帰りで行けないことは無いのですが、今回は月曜の午後から出発して近くのホテルに宿泊し、翌6月7日(火)に訪問した次第です。
何故平日に行ったかというと、土日はかなり離れた臨時駐車場に停めてシャトルバスで往復しなければならない為です。
更に、今週末からは宮崎県は梅雨に入る為、この日しかチャンスが無かったのです。
この写真の手前に咲いている青紫の花がジャカランダです。
道の駅なんごうは、こんな素晴らしいロケーションにあります。
ジャカランダを紹介する前にもう一点だけ!
今回、道の駅まで20分ほどの距離の「ホテルシーズン日南」というホテルに泊まりました。
前日にネットで予約したのですが、何やらクーポンが自動的について、ワクチン接種3回の証明を見せることで宿泊料11,800円のところが半額の5,900円!
これだけでも驚いたのですが、ホテルでチェックインすると、更にこのクーポン券が!
これは宮崎県で行っている地域共通クーポンで、今回4,000円分を頂きました!
県内の大半のお店で使えます。
私たちはこの日の夕食代の一部として支払いましたが、実質的にはわずか1,900円だけの負担で夫婦2人が宿泊したことになります。
ですから、夕食もちょっと贅沢をしました。(*^-^*)
最初にご紹介したジャカランダ祭りパンフレットの裏面に会場周辺の地図があります。
道の駅は海岸のそばにありますが、その裏手が小高い山になっていて、そこに約1000本ものジャカランダが群生しています。
まずは、"ジャカランダ” とはいったいどんな花なのでしょうか?
これが今回撮ってきたジャカランダの花です。
青紫色でラッパの形をしています。
樹高は15mにも達し、毎年5月中旬から6月末にかけて花を咲かせます。
南米が原産地でアルゼンチンでは国花にもなっています。
ジャカランダ、ホウオウボク、カエンボクが 「世界三大花木」 と言われます。
実をいうと今回、正直なところちょっと期待外れでした。
桜並木のように、ぐっしりと花が咲いているのを期待していたからです。
ジャカランダの花木はたくさん植わっていますが、まだ花のついてない樹もたくさんあり、咲いているのも五分咲き、といったところでしょうか?
少し早かったのかもしれません!
見どころが何カ所かあって、一番期待したのが中腹にある "ジャカランダの森” だったのですが、それが次の写真です。
この手前の森がすべてジャカランダです。
これが満開になれば、背景の日向灘の絶景と共に素晴らしい写真が撮れると思います。
ところで、南米原産のこのジャカランダが何故ここ南郷町に群生しているのでしょうか?
日南市のジャカランダは昭和39年にブラジル県人会から宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場へ種が譲渡されました。
その敷地内で育てられ、14年後の昭和53年に初めて開花したのだそうです。
その後は接ぎ木などで植栽を増やしてゆき、今では1000本にも達しています。
最後のこの写真は、敷地内のトロピカルロードにたくさん咲いていたので撮ったものです。
花の名前が分かりませんが、珍しくてとっても奇麗でした。
道の駅なんごうのジャカランダはいつか見てみたいと思っていましたので、やや期待外れとはいえ夢が叶って満足です!(^^♪