旅で出会った日本の風景【39】阿蘇山(熊本県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

コロナ禍で新規の道の駅巡りが思うようにできないので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。


今回は九州を代表する観光スポットのひとつである
阿蘇山 の景色をご紹介します。

 



阿蘇山は九州のほぼ中心部、阿蘇地方にある活火山で、中央火口丘とカルデラで構成されます。

 

カルデラの広さは南北25km、東西18kmに及び、その面積380平方kmは北海道の屈斜路湖に次いで日本で2番目の広さです。


この写真はカルデラを囲む外輪山にある “阿蘇スカイライン展望所” から撮ったもので、ここに写っている山々を “阿蘇五岳” と呼びます。

 

 



阿蘇五岳というのはご覧のように左から “根子岳” “高岳” “中岳” “烏帽子岳” “杵島岳” が東西に一列に並んでおり、最高峰は高岳の1592mです。

 

この方向からの眺めは、お釈迦さまが寝ている姿に例えられ、根子岳が頭で高岳が胸の部分です。

この外輪山から見下ろす町の風景もまた格別です。

 

 

 

さて次は、阿蘇山の代表的な観光スポットである、“草千里” に移動しましょう。

ここは “道の駅阿蘇” からだと阿蘇パノラマラインを経由して15分程の距離です。

 

この阿蘇パノラマライン、阿蘇の赤牛が放牧される牧場を横目に見ながらの快適ルートです。

 

 

“草千里” は、国の名勝天然記念物に指定された草原地帯で、阿蘇火山博物館やレストハウス、レストラン、土産物店が並び、阿蘇に観光に来る方のほとんどが立ち寄ると思います。

 

 

 

中央で噴煙をあげているのが “中岳(1506m)” です。

道路から右手に草原が広がっていますが、ここでは乗馬などもできます。

 

 

 

その草原の先にあるのが阿蘇五岳のひとつである “烏帽子岳(1337m)” です。

 

もともと草千里は、烏帽子岳の側火山として活動した “千里ヶ浜火山” の火口跡です。

まるで芝生のような草原ですが、昔から放牧地として利用してきたため、牛や馬が長い草を食べ続け、このような草地になったのだそうです。

 

さて次は大きく移動して、阿蘇五岳の南側、“道の駅あそ望の郷くぎの” へ行ってみましょう。

 

 

ここも阿蘇カルデラの内側にありますから、周囲は外輪山や阿蘇五岳に囲まれます。

ぐるっと周囲を見渡してみましょう。

 

 

 

 

最後の写真はこの道の駅のシンボルである、『かなばあちゃん』 です。

 

世界最大級といわれる阿蘇カルデラですが、27万年前からの4回の大きな噴火で形成されました。

その活動は今も続いており、これを書いている3月初旬現在は 「噴火警戒レベル3、入山規制」 です。

 

大きな災害が起きないことを願います。



■最寄りの道の駅
・道の駅阿蘇(2008/8)
・道の駅阿蘇(2013/9)
・道の駅阿蘇(2020/3)
・道の駅あそ望の郷くぎの(2015/6)
・道の駅あそ望の郷くぎの(2019/10)

 

 

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