コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。
稚内市内 から今回は3カ所の風景をご案内します。
稚内市内で最初にご紹介するのは半島の最先端にある ノシャップ岬 です。
ノシャップとは、“野寒布” と書きます。
もう一つ間違いやすい地名に “ノサップ岬(納沙布岬)” というのがありますが、これは道東の根室半島の先端ですから、全然違います。
ノシャップ岬は夕陽を眺める景勝地として知られていますが、ちょうどその時間に遭遇しました。
水平線の左手にうっすらと利尻富士が見えていますね!
さて、次は稚内市街地のすぐ裏手の小高い山にある 稚内公園 です。
市街地を見下ろす高台にあり、隣接する森林公園も含め、約100ヘクタールの広さです。
ここには様々なモニュメントが点在しますが、その中の “氷雪の門” を紹介します。
氷雪の門は別名 「樺太島民慰霊碑」 といいます。
これらの写真を撮ったのは実は既に日が落ちた薄暗い中でしたので、空の色は画像編集ソフトを使って修正を加えさせて頂きました。
そしてこの場所から見下ろした稚内市街地の写真がこちらです。
この写真の中央から少し左に防波堤が見えると思います。
これが、次に紹介する 稚内港北防波堤ドーム です。
この防波堤は1936年に波よけとして作られた防波堤で、全長427m、円柱の数は70本あります。
かつてはこの防波堤の横に鉄道駅があり、このドームを通って樺太に向かう桟橋と繋がっていました。
これらは先のノシャップ岬や稚内公園とは違う日に撮った写真ですが、やはり曇天でしたので、空の色だけは修正を加えています。
今回私が使っている画像編集ソフトはなかなかの優れものですが、こんな写真も作れるという見本として最後に1枚だけご紹介しておきましょう。
私の撮影したオリジナルに夜空と月を加えたものです。
現実にはこんな写真、撮れるはずがないですからね!
では・・・・・・
もうしばらく北海道が続きます。
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