北海道縦断1日目:北の果てに到着!“わっかない” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

今日から北海道縦断の旅のレポートを開始します。

道の駅わっかない が、最初に目指した目的地です。

 

 

 

 

この日福岡空港を10時15分に離陸し、羽田空港で乗り継いで稚内空港に到着したのは、15時ちょっと前でした。

 

本当はもう一便早いので来たかったのですが、この羽田→稚内便というのはすごく混んでいて、早くに予約を入れたのだけどすべて満席で、この第2便もキャンセル待ちでやっと取れたのです。

 

稚内空港からレンタカー会社まで送迎がありますが、その会社は空港から離れた稚内市内でした。

ですから、実際に車を借りて動き始めたのは15時半になってしまいましたが、逆に最初の目的地の道の駅までは、わずか10分もかかりませんでした。

 

 

 

 

今回の相棒は、このフィットです。

稚内のオリックスレンタカーで借りて、函館で乗り捨てをするのですが、最初から函館ナンバーでした。

 

 

(パンフレットより画像借用)

 

日本の最北端は “宗谷岬” ですが、前回行ったことがあるし、今日はスタートが遅かったのでそこまでは行きません。

 

稚内に来るのは2回目ですが、最北の都市だけあって、結構都会です。

 

 

 

 

 

これは道の駅の正面にあるホテルで、「ANAクラウンプラザホテル稚内」 です。

 

今回私は航空券、ホテル、レンタカーがセットになったJTBのプランを使ったのですが、このホテルを選ぶとかなりの追加料金が必要だったので、別のホテルにしました。(;^_^A

 

 

 

 

これが道の駅の建物です。

少し拡大してみましょう。

 

 

 

 

道の駅の横断幕もありますが、建物には 『JR稚内駅』 と書かれていますね!

つまりここは、JRの駅と道の駅とが一緒になっているのです。

 

空港が道の駅になっているというのはいくつかありましたが、JR駅と道の駅の駅舎が同じというのは、私の記憶ではどこにも無かったように思います。

 

 

 

 

 

建物自体がとってもきれいで近代的なのですが、それもそのはず、ここは2012年4月にグランドオープンしたのだそうです。

この写真の階段の向こう側に観光案内所があり、道の駅スタンプや登録証はそこにありました。

 

 

 

 

 

これがそのインフォメーション兼観光案内所です。

稚内のパンフレットなども並んでいます。

 

そしてショッピングや軽食のコーナーも、とってもお洒落で綺麗です。

 

 

 

 

この稚内駅は日本列島の最北端にありますから、こんなものがありました。

 

 

 

 

 

看板にも書いてありますが、日本の最南端の鉄道駅は “指宿枕崎線 西大山駅” で、昭和35年3月22日に開駅しています。

ここ “宗谷本線 稚内駅” は昭和3年12月26日の開駅ですから、歴史としてはこちらの方が随分長いようです。

 

それに西大山駅は無人駅ですから、こちらは随分立派です。

 

 

 

 

さて、道の駅の全体はご覧の通りです。

 

この駅舎は 『キタカラ』 という愛称のようですが、JR稚内駅、道の駅、バスターミナル、映画館などが一体となった施設で、全国的にも珍しいと思います。

 

 

 

 

隣にこんな建物があったけど、道の駅には直接関係はないかな?

 

 

 

 

道の駅のすぐ先は海であり、駐車場から海上保安庁の警備艇が見えます。

利尻島、礼文島へのフェリーもすぐ近くから就航しています。

 

付近は、広い公園になっていて、温水プールなどの建物も建っています。

そして稚内の観光スポットとして有名な、“稚内港北防波堤ドーム” も道の駅から歩いて行けます。

 

 

 

 

 

 

 

これは1936年に波よけ用として建設された防波堤ですが、全長427m、高さ13.6mあり、70本の円柱で支えられた半アーチ形ドームです。

 

世界でも類のない構造物であり、北海道遺産に登録されています。

 

さて、ホテルに入るには少し早いので、半島の先端 “ノシャップ岬” に行ってみることにしました。

“納沙布岬(のさっぷみさき)” と間違いやすいですが、納沙布は根室半島の先端ですね。

 

 

 

 

 

ノシャップ岬も2回目なのですが、前回来た時は濃い霧で周囲がなんにも見えなかったのです。

 

天気が良ければ海上に日本百名山のひとつ、“利尻富士” が聳えるのですが、この日はうっすらとシルエットが見えるだけで、写真には写りませんでした。

 

 

 

 

 

 

この付近を、“恵山泊(えさんどまり)漁港公園” といい、周囲には飲食、土産店、水族館や科学館などがあります。

 

写真に赤と白のストライプの “稚内灯台” がありますが、42.7mという北海道で一番、全国でも二番目の高さがあります。

赤白ストライプの理由は、普通の白一色だと雪の白さで見えなくなるからです。

 

 

しばらく散策した後、今夜のホテルに向かいました。

私が泊まるのは、“稚内グランドホテル” といいます。

 

先ほど写真にあったANAクラウンプラザホテルだとツアー代金に追加料金がかかりますが、ここはそれが無いのです。

外観はANAのそれに比べると若干劣るので、正直あんまり期待していなかったのですが、その予想は完全に外れました。

 

 

 

 

 

 

部屋や館内の内装はすべてリニューアルされていて、実にお洒落な雰囲気なのです。

しかもご覧のように、部屋にマッサージチェアが備え付けられて自由に使えるのです。

 

おかげで実に快適な初日を過ごすことができました。

 

 

 

※1日目に走ったルート(google mapの自動記録)

 

 

どくしゃになってね…