最終日4日目に目指したのは
道の駅流氷街道網走 です。
この日泊まったのは屈斜路湖の湖畔に建つ “屈斜路プリンスホテル東館” です。
ここは以前に泊まって気に入ったことが理由ですが、他にもう一つ目的がありました。
それは、早朝に “津別峠” に上って雲海を見ることでした。
(ホテルのパンフレットから写真借用)
ホテルから標高974mの津別峠展望台までの距離は約10km、15分ほどで上れます。
2年前に来た時は台風の影響で土砂崩れがあり、道路が通行止めになっていました。
その通行止めが今年(2018年)5月に約2年ぶりに開通したので、リベンジを狙っていたのです。
でも、前日から雨が続いているので期待薄か・・・とは思っていました。
早朝4時頃に起きてみると、窓から見える屈斜路湖さえ霧の中でぼんやりとしか見えません。
念の為にネットで津別峠のライブカメラを見ると、カメラに雨粒がついて何にも見えない!( ;∀;)
ということでこれを諦め、朝食を済ませて8時20分にホテルを出発!
この地図の一番下に屈斜路プリンスホテルがありますが、ご覧のように屈斜路湖の回りを半周して、昨日訪問したノンキーランドの道の駅の前を再び通り、網走に向かいます。
その途中、いくつか立ち寄ったのでそれを先に紹介しましょう。
屈斜路湖畔を走っている時ホテルから30分ほどのところに広い駐車場があったので停めてみると、そこには “砂湯” という看板が立っていました。
お天気はご覧のように、屈斜路湖の真ん中に浮かぶ “中島” さえ、ぼんやりとしか見えません。
“砂湯” というので、試しに湖畔の砂を少し掘ってみると、暖かいお湯が出てきました。
鹿児島県の指宿(いぶすき)にある、砂蒸し温泉みたいなものかな?と思います。
更に進んで川湯温泉の温泉街を通り抜け、東藻琴方面を目指しますが、それは峠越えです。
ぐんぐん標高が上がって行くにつれて霧が濃くなり、何とかセンターラインを頼りに走りますが、突然対向車が現れてギクリとすることも!
途中、“藻琴山展望台” らしい駐車場がありましたが、その看板さえよく見えません。
そしてようやく峠を下ると、お天気は嘘のように青空になりました。
そこにあったのが、“東藻琴芝桜公園” です。
このパンフレットは実は、前日 “道の駅ノンキーランドひがしもこと” で貰ったものです。
道の駅からは7~8kmしか離れていません。
この公園の芝桜の見頃は5月上旬から6月上旬ですから、勿論この時期に花はありません。
芝桜は咲いていないけど、ご覧のように広大でとっても気持ちの良い公園です。
それに昨日と今朝の雨模様が嘘のような上天気です。
この公園には丘の麓から頂上までゆったりと見学しながら走る遊覧車や、芝桜の中を1周820mのゴーカートのコースがあり、また釣り堀やバンガロー、日帰り温泉といった施設も整っています。。
機会があれば芝桜の咲く時期にもう一度来たいものです。
10時20分にようやく “道の駅流氷街道網走” に到着しました。
前回この道の駅に来たのは2009年9月ですから、実に9年ぶりということになります。
ここは冬場だと、流氷見学の砕氷船 “おーろら号” の発着地点になります。
ここは道の駅だけでなく、“みなとオアシス” にも登録されています。
※みなとオアシスについては、以前秋田県の「道の駅あきた港」の記事に詳しく書いています。
リンク → みちのく旅3日目:地上100mからの絶景!“あきた港”
道の駅の裏手がデッキになっているので、早速外へ出てみます。
これがオホーツク海です。
2日目の “道の駅石狩「あいろーど厚田」” が北海道中央部の西の端、日本海でしたから、これでようやく東の果てオホーツク海までの “横断” ができたということになります。
昨年は北端の稚内から南の函館まで縦断しましたから、縦と横を走り切ったということで・・・(笑)
いろんな船が停泊しています。
流氷はまだ見たことがないので、冬場にも一度来てみたいものです。
ここは土産物売り場などもとっても充実しており、海産物も豊富です。
前回来た時には、ロビーに 『クリオネ』 の水槽があって、元気に動き回っていましたが、今回はどこにも見当たりませんでした。
代わりに、こんなものがありました。
2018年3月に公開された吉永小百合主演の 『北の桜守』 のロケセットです。
『北の零年』 『北のカナリアたち』 に続く 「北の三部作」の最終章で、ここ網走が舞台です。
道の駅はご覧の様な配置になっていて、2階がレストランです。
ここで昼食を、と思って2階に上がってみたのですが、ずらりと順番待ちで並んでいる!!
諦めて次で食べることにしました。
もう1か所だけ立ち寄ったので、次回それを紹介して最終回と致します。