今回は福井県にある
一乗谷あさくら水の里(いちじょうたに) をご紹介します。
■所在地&MAP
福井県福井市安波賀中島町
福井県福井市安波賀中島町
■絶景区分
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
三連水車、水路、ビオトープ、芝生広場、足羽川、一乗谷朝倉氏遺跡
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
三連水車、水路、ビオトープ、芝生広場、足羽川、一乗谷朝倉氏遺跡
■この道の駅の魅力について
ここは最初の写真で紹介した、“三連水車” がシンボルです。
“水の里” という名前の通り、道の駅の周囲には水路があり、裏手には “足羽川” が流れています。
ここを絶景道の駅のひとつに選んだのは、その風景の美しさからです。
昔懐かしいこの水車は、その直径が3.6m~4.4mの3つが連なります。
一年中回り続けるこの三連水車は、その裏にある粉ひき小屋の臼を回し、同時に用水路の水を、園内に張り巡らされた小さな水路に水を汲み上げます。
この園内の小さな水路を “ビオトープ” と言います。
“ビオトープ” というのは、周辺に生息する動植物の生態系を観察できる水路で、ここではホタルも飼育しており、6月頃には飛び交うホタルを鑑賞することもできます。
では、道の駅の施設を紹介しましょう。
道の駅自体には、特産品販売コーナー、軽食コーナー、情報発信コーナーがあります。
先ほどの案内図にありましたように、周辺には吹き抜けの “交流施設” があり、広大な “芝生広場” や、“体験農園” があります。
この芝生広場の美しさも、私が絶景道の駅に選んだ理由のひとつです。
更に、この裏手を流れる “足羽川” も絶景です。
この写真の右端に、川の上に建つ建物のようなものが見えます。
何だろうと近くまで歩いてみると、この施設でした。
どうやら水門のようですが、とってもユニークな形をしています。
これは “足羽川頭首工(あすわがわとうしゅこう)” と書いてあります。
1692年に福井藩用水奉行であった 「戸田弥次兵衛」 が築いた堰堤が起源であり、その後水害や災害の都度補修され、現在の形になったのは昭和38年なのだそうです。
この道の駅の名前は “一乗谷あさくら水の里” ですが、その由来は戦国時代に信長によって滅ぼされた “一乗谷朝倉氏” の遺跡が近くにあるためです。
歴史遺産と美しい景観に恵まれた道の駅として印象に残りました。