次は国道12号に出て
道の駅ハウスヤルビ奈井江 にやってきました。
ここは北海道空知地方の中部に位置する “空知郡奈井江町” で、人口は5600人程です。
“ハウスヤルビ” という変な名前がついていますが、これは奈井江町と友好都市提携をしているフィンランドのハウスヤルビ町に由来しています。
道の駅はご覧の通り、ログハウス調の落ち着いた建物です。
この道の駅の最も大きな特徴といえば、こちらだと思います。
“日本で一番長い直線道路” の中間点にあるのです。
道の駅の中にあった案内板に、こんな地図がありました。
国道12号は、旭川市と札幌市を結び、石狩平野を南北に貫きます。
この内、滝川市新町から美唄市光珠内までの “29.2km” が日本一長い直線道路です。
北海道はもともと直線道路が多く、先日走ったサロベツ原野なども果てしなく長い一直線、と思ったのですが、さすがに30kmに近い直線道路はここだけだと思います。
北海道は明治初期に囚人を収容する監獄が置かれ、主に政治犯などに過酷な労働を強いて道路が作られました。
その工事の復命書に 「なるべく直線路に成すを主とし・・・」 と記されていたことから、突貫工事で直線の道が作られたのだ、といわれています。
現在、この29.2km沿線の美唄市、砂川市、滝川市の若者たちで作る町おこしグループ “夢街道一直線” では、この区間を走る 「たいまつリレー」 や 「ウオークラリー」 など多彩なイベントを行っています。
道の駅の右手には、“頑固一徹の味” と称したラーメン店や、農産物の直売所などがあります。
その横を入って行くと奥は広い緑地公園になっていてその一部はドックランです。
緑がとってもきれいです。
では、道の駅全体の案内図をご覧頂いた後、正面玄関から入ってみましょう。
正面入り口も正にログハウスそのものです。
玄関の横に、こんなキャラクターがいました。
ハウスヤルビから名前がついたのでしょう、“ヤルビー君” です。
これは、ビーバーかな?
玄関から右手にみやげ物売り場と喫茶店があり、中央正面には “おむすびころりん” というおむすび屋さんがあります。
私たちはここでおむすびを注文して、この日の昼ご飯としました。
注文してから握ってくれるので、とっても美味しかったです!
さて次は、ちょっとだけ引き返して 奈井江・砂川ICから高速道路に乗り、一気に140kmを走って、この日の最終目的地、赤井川に向かいます。