久しぶりに本来の道の駅のレポートに戻ります。
道の駅スタープラザ芦別 が、その1カ所目です。
4日目のこの日の最終目的は、新しくできた “道の駅あかいがわ” の制覇です。
でもそれは随分と距離があるので、途中のルート上にある3カ所の道の駅に立ち寄る予定で、その最初がこの “スタープラザ芦別” ということです。
中富良野のファーム富田からは、45分ほどで到着しました。
ここは8年前の2009年6月に一度来ており、2回目です。
“芦別市” はかつて石炭産業で栄え、最盛期には7万人ほどの人口がありましたが、炭鉱の閉山に伴って激減し、現在は1万4千人程です。
石炭産業に代わって力を入れているのが “観光” で、昭和59年には 「星の降る里・芦別」 を宣言、同63年に環境庁(当時)から 「星空の街」 を認定されました。
この建物はトイレなのですが、上から見ると “☆型” になっています。
これに限らず、この道の駅ではいろんなところに星の形が取り入れられています。
これは案内板にあった全体図ですが、トイレが “☆” の形なのが分かりますね。
この全体図の左端に “百年記念館” と書かれた場所があります。
これがその百年記念館の建物で、正式には “星の降る里百年記念館” と書かれています。
これは芦別市の 「開基100年」 を記念して建てられたものです。
北海道では、この 「開基100年」 という言葉によく接します。
例えば初日に行った稚内市には、「稚内市開基百年記念塔・北方記念館」 というのがあります。
「開基」 とは、村などができて正式に役所が置かれた年をいいますから、未開の土地に入植によって人が入り、開拓されて町村ができた北海道ならではの歴史によるものだと思います。
ここ芦別市の百年記念館では、芦別の美しい星空をパソコンで再現したり、石炭全盛期の暮らしぶりを実感できる小劇場など、芦別の100年の歴史を体感できる施設になっています。
道の駅はメインの建物の他に、ご覧のような農産物直売所があります。
その建物の向こう側に、大きな橋梁が見えますね。
道の駅のすぐ裏側を一級河川である “空知川” が流れています。
その川を挟んだ向かい側にはこんな建物が!
以前来た時も気になっていたので調べてみると、これはある宗教団体の施設で、左側の観音様は全長が88mあり、中は20階建てになっていて最上部にご本尊が祀られているのだそうです。
さて、次は道の駅のメインの建物をご紹介しましょう。
正面のガラス戸にも “☆印” があるのですが、この写真では見えませんね!
玄関を入ってすぐに置いてあったのがこの巨大な “石炭” です。
旧三井石炭鉱業の芦別鉱業所で採掘された、8000キロカロリーの石炭だそうです。
写真ではちょっと見難いですが、石炭の左横に “石炭ラーメン” 1400円という看板があります。
多分、真っ黒いラーメンなのでは?(笑)
1階がご覧のような売店で、2階は空知川を見下ろすレストランになっています。
では、次に移動することにします。