サンピコごうつから33kmほど走って
道の駅ロード銀山 にやってきました。
ここ “島根県大田市” は、ご存知のように日本で14件目の世界遺産となった “石見銀山(いわみぎんざん)” のある場所です。
この道の駅もそこから名前がついていますから、私はてっきりここで石見銀山の見学もできるのかと思っていました。
実際には、この道の駅からだと約17km離れた場所にあり、30分弱かかりそうです。
(パンフレットより借用)
石見銀山は1526年に博多の豪商 「神屋寿禎」 によって発見されて以来400年にわたって採掘された日本最大の銀山です。
最盛期には日本が世界の銀の3分の1を産出していたといわれており、その大半がここ石見銀山で採掘されたものです。
これらの銀は江戸幕府の財政をささえ、海外にも交易として多くが輸出されてきました。
この銀山が環境に配慮し、自然を破壊することなく大量の銀を採掘してきた歴史を特に評価され、2007年7月に “石見銀山遺跡とその文化的景観” として世界遺産に登録されました。
鉱山遺跡としてはアジアで初めての世界遺産なのだそうです。
さて、国道9号沿いのこの大きな目立つ看板から中に入ります。
ここの配置は次のようになっています。
(HPより借用)
駐車場に面したこの建物がメインの施設です。
中央から見ると、右翼が土産物などのショッピングゾーン、そして左翼がレストランです。
もうひとつ、駐車場を挟んだ向かい側に、農産物を扱う “ぎんざん市場” があります。
外から覗いてみたけど、この日は店員さん以外には誰もいませんでした。
メイン施設の方に入ってみることにしました。
玄関をはいって中央の階段を少し上がったところが情報センター件休憩所です。
パンフレットらしきものはたくさあるのですが、肝心の “石見銀山” に関するものがちょっと乏しかったようで残念に思いました。
この2枚の、上の写真がショップで、下がレストランです。
最近は店内の写真を撮ると注意されることがあるので、遠くから遠慮がちに撮っています。(;^_^A
せっかくの “ロード銀山” なのだからもっと特徴を出して、ここへ来た人が石見銀山の遺跡を見に行ってみたい、と思わせるような展示物やPR資料を揃えれば良いのに、と思いました。