2カ所目は33km離れた
道の駅サンピコごうつ に向かいました。
浜田ICから再び高速に乗り、江津道路を終点まで走ってあとは日本海に沿った一般道です。
30分ちょっとで到着しました。
赤い屋根が特徴ですが、これは当地名産の “石州瓦” です。
こういった建物に限らず、山陰地方に来ると赤い屋根の民家が一気に多くなります。
冬の寒さや雪に強いからですね。
道の駅の敷地にこんなものがありました。
正面をアップすると次のようになります。
これはいわゆる “鬼瓦” ですが、正確には “ 「鬼面」足付き棟端装飾瓦” というそうです。
“鬼瓦” というのは本来 「天地を鎮め、悪を払う」 という願いから創られた鬼面、獣面などの呼び名だったそうですが、現代では 「棟の端に据えられる装飾瓦」 の総称になっているそうです。
これも、“陶のまち” である “江津市(ごうつし)” の特産です。
“サンピコ” という名前ですが、これは “海彦(うみぴこ)” “山彦(やまぴこ)” “川彦(かわぴこ)” という3つの “彦” からとったものです。
目の前の日本海で漁師さんが獲った活きの良い魚介類、川沿いの肥沃な大地で育った新鮮な農産物、ゆったり流れる江の川の鮎やツガニなど、“江津(ごうつ)” の豊かな海、山、川の恵みがこの道の駅に集まってくるのです。
では、中に入ってみましょう。
最初に入ったここは情報・休憩コーナーです。
奥には案内の職員の方もおられ、ゆったりとした空間です。
その奥が農林水産物の直売所で、「三彦市(さんひこいち)」 です。
この右手奥の方にはテイクアウトブースがあり、石見和牛を使ったステーキ弁当だとか、揚げたての練り物などを販売しています。
1カ所目の道の駅で昼食を食べ損ねた私たちは、ここでコロッケや天ぷらなどの練り物を買い、休憩ブースのテーブルで頂きました。