次は新しい道の駅である
道の駅夕張メロード にやってきました。
ここは道東自動車道の “夕張IC” を下りて1.5kmの位置にあり、“JR新夕張駅” もすぐそばです。
2011年6月にオープンしたので、私にとっては初めての道の駅になります。
“夕張市” はかつて夕張炭鉱で栄え、人口11万人を擁する道内有数の都市として発展してきました。
しかし石炭の衰退とともに人口は減少し、2013年には1万人を割り込んでいます。
2007年3月には “財政再建団体” に指定され、事実的に夕張市は財政破綻致しました。
現在夕張市は、30代前半という若さの鈴木市長のもと、その再建に果敢に取り組んでいます。
夕張市には、かつての繁栄の歴史遺産である “石炭博物館” があり、映画の “幸福の黄色いハンカチ” の撮影舞台、“北の零年” のロケ地などの観光資源があります。
更に特産としては誰でもが知っている “夕張メロン” があります。
夕張メロードという名前は夕張メロンに由来していると思います。
“夕張メロン” は、「スパイシーカンタロープ」という品種を父に、「アールスフェボリット」を母として作り出された赤肉のマスクメロンで、近年初セリで2玉入り一箱が100万円以上の値がつき話題を呼んでいます。
道の駅の入り口には、夕張メロンのキャラクターが立っていました。(^∇^)
道の駅の内部は簡単な情報コーナーがある以外はまったく普通のスーパーマーケットと変わりません。
メロンも探してみたけど、時期的にひとつも並んでおらず、ちょっとがっかりでした。
夕張には、実は個人的に思い入れがあります。
現役時代、約20年間ほぼ毎年冬に北海道を訪れていたのですが、その半数以上が夕張の “マウントレースイ” です。
ここはホテルから直結したゴンドラで直接山頂までゆくことができ、私のような初級クラスでも安全に下りてこれるお気に入りのコースがあったからです。
観光や農産物を目玉に、早く財政が健全化することをお祈りします。