いよいよ今回で、北関東の旅シリーズの最終回になりました。
最後に訪れたのは
道の駅パティオにいがた で、ここも最近できた新しい道の駅です。
湯沢ICから再び関越自動車道に乗り、長岡JCTで北陸自動車道に乗り換え、“中之島見附IC” を下りて5分程度で到着しました。
みつまたの道の駅からは102km、1時間26分かかりました。
この道の駅がオープンしたのは昨年(2013年)の8月24日です。
オープンの1か月ほど前のテレビ番組で、開店に向けて農家や業者を説得して回って商品を確保する様子などが放映されましたので、以前から興味を持っていました。
この日は日曜日ということもあってか、広い駐車場でようやく駐車スペースを見つけるほどの賑わいでした。
道の駅の全体としてはご覧のとおりです。
建物の裏手には広大な “多目的広場” や “デイキャンプ場” があります。
その周囲には散策路があり、ウォーキングやサイクリングロードまであります。
二つの建物があってそれを通路で繋がれており、そこが玄関口です。
玄関を入ると、その先に、先ほど紹介した多目的広場があります。
とにかく広くて、走り回ったりボール遊びをしている子供たちの姿が小さくしか見えません。
買い物や食事、休憩だけでなく、ファミリーの憩いの場になっているようです。
建物部分を拡大したのがこの配置図で、丸い “農産物直売所” と、四角い、“休憩スペース、レストラン” の二つの建物で構成されています。
これが丸い方の農産物直売所で、“健幸めっけ” といいます。
“健康” を、“健幸” すなわち健やかで幸せ、としたところがなかなか良いですね。(^∇^)
これらが、“健幸めっけ”の内部ですが、壁面に大きな “凧” が飾ってあるのにお気づきでしょうか?
休憩スペースの陳列棚にもこんなものがありました。
ここは “新潟県見附市” です。
この大凧は350年の歴史をもつ “六角凧” で、毎年6月の第一土曜からの3日間、刈谷田川堤防で豪壮な “大凧合戦” が行われます。
「越後今町、男の盛り、凧のいくさは、意気でやる」 と凧民謡で唄われており、隣町の “長岡市中之島” の若者たちと、川を挟んだ両岸で戦うのです。
もう一方の建物が、“インフォメーション” “交流・休憩スペース” です。
そしてその奥に、“農家レストラン「もみの樹」” があります。
私たちはここで食事をとるつもりで来たのですが、すごい順番待ちで、休憩スペースに座っている人の大半は順番を待っている方たちです。
ここでの食事は諦め、新潟空港までのサービスエリアで食べることにしました。
この休憩スペースの壁には、パネルが張ってあります。
パネルにはイラストなどが描いてありますが、一部分を拡大してみましょう。
このパネルの一番左側には、「日本一健幸なまちをめざして」 と書いてあり、その健康で幸せな生活を送るための心構えみたいなものがイラスト入りで描かれているのです。
詳細は省きますが、なかなか楽しいものです。
このパネルの裏側がトイレなのですが、これがまた、とっても綺麗です。
写真を撮りたくてしばらくトイレの中にいたのですが、人が途切れないので諦めました。(^^;)
新しい道の駅は内容がより充実してきている、とかねてから思っていましたが、ここも例外ではなく、一日いても楽しめるだろうと思います。
さて、最後の道の駅を終え、途中のサービスエリアで食事をして、新潟空港には15:40に到着しました。
新潟から福岡へは、夕方の直行便があるので便利です。
今回の5日間では、1200km以上を走り、40カ所の道の駅を回りました。
関東エリアはやはりスケールの大きい道の駅が多い、と実感した旅でした。