道の駅花の三聖苑 へやってきました。
国道414号を下田市の “稲梓” 付近で県道15号に進路を変え、40km、50分強で到着です。
ここは “賀茂郡松崎町” で、“なまこ壁” の家並みが残る町として知られており、道の駅を更に進むと駿河湾に達します。
道の駅はちょっとした公園のように見えますが、まず入口で目を引くのがこちらです。
この花時計、直径が11mもある大きなもので、時報ごとに違う曲が流れるそうですが、残念ながら私たちがいる間には聞けませんでした。
このように手前に芝生公園があり、奥にはいくつかの建物が並んでいます。
芝生公園にはいくつかのブロンズ像が配置されていました。
全体の配置図が見当たらなかったのですが、ざっくりとこんな具合です。
このように、古い時代の建物が並んでいますが、まずこの写真の右端に写っているのが “大沢学舎” です。
この “大沢学舎” は、明治6年に “依田佐二平” が私財を投じて開校した公立小学校で、平成5年にこの場所に移設、復元されました。
更に左手にあるこの建物は、“三聖会堂” といいます。
この道の駅の名前 “三聖苑” というのは、ここが郷土の三聖人の業績や松崎の歴史を紹介する施設であることに由来します。
その “三聖人” というのは、
・土屋三余・・・幕末の漢学者
・依田佐二平・・・明治期の実業家
・依田勉三・・・佐二平の弟で、北海道十勝平野の開拓者
のことを言います。
ここには、依田佐二平 の像が立っていました。
“三聖会堂” には、この3名の業績や松崎の歴史を紹介する資料が展示されています。
私たちにはちょっと馴染みが薄いので、ここはスルー!
本来の目的である道の駅の建物に行ってみます。
これは “天城山房” といい、お土産店と食事処が入っています。
この奥が食事処で、そばを中心に、ミニ丼とのセットメニューなどがありました。
“天城山房” の左隣にあるのが、“かじかの湯” という日帰り温泉で、男女別の岩風呂や清流を聞きながら入れる露店風呂を備えています。
さて、次は伊豆半島最南端の道の駅を目指します。
ナビでは一旦414号まで戻って南下するルートを示しましたが、それでは面白くないので、駿河湾に出て半島西側の海岸線を南下することにしました。