愛知・三重の旅:悠久の聖地!“那智大瀧” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

和歌山県の新しい道の駅2か所を制覇する目的を果たしたので、三重に戻る前に
那智大瀧(なちのおおたき) に立ち寄りました。





瀧の拝から今来た道をひたすら戻り、道の駅なちを通過してしばらく走ると熊野三山のひとつ “熊野那智大社” への参道に入ります。
“熊野那智大社” は海岸から7kmほど離れた “那智山” の中腹にあります。


道の駅瀧之拝太郎から1時間10分ほどの道のりでした。
参道には土産物屋さんが並び、民間の有料駐車場がいくつもありますから、その一つに停めました。





ここからちょっとだけ坂道を戻ると、那智大瀧への入口があるのです。





紀伊半島は古来より日本の宗教・文化の中心的な存在であり、“吉野・大峯” “高野山” そして “熊野三山” という3つの大きな霊場があります。

その熊野三山の一つがここ “熊野那智大社” です。

平安時代以降、都に住む上皇が熊野三山を順拝する “熊野御幸” が毎年のように行われました。
これにはたくさんのお供がつくのですが、これが社会風習化して、大勢の人々が “熊野詣” を目指すようになりました。


京都から舟で淀川を下り、大阪の窪津で上陸、紀伊半島西岸を南下し田辺から東へ進み、紀伊山中の “熊野本宮大社” を参詣します。

本宮から熊野川を小舟で下り、河口部の新宮にある “熊野速玉大社” に参詣。
それから海岸沿いに南下し、浜ノ宮から内陸部にはいって “熊野那智大社” を目指す、というのが一般的なルートで、京都から12日ほどかかったといわれます。

この間すべて “歩き” で、肉や魚などの生臭いものは厳禁だったといいますから大変な旅だったろうと思います。





私たちが停めた駐車場から坂道を上れば “熊野那智大社” 、下れば “那智大瀧” に行けます。
不信心な私たちは、那智大瀧だけで済ますことにしました。(;^_^A






道路が大きくカーブしたところにこの石段と鳥居があり、これが那智大瀧への入口です。







この鳥居をくぐった先の長い石段を下りて行かねばなりません。





この石段、下から眺めるとこんなに長いのです。

そして、大瀧に到着しました。







那智大瀧は那智山の原生林を水源とする高さ133メートル、幅13メートルの日本一の大滝で、滝そのものが信仰の対象になっています。

那智山には4つの渓流が流れていて多くの滝があり “那智四十八滝” と呼ばれます。
その一の滝にあたるのが、この那智大瀧なのです。





ここには熊野那智大社の別宮である “飛瀧神社” があり、お札などを買うことができます。





滝の銚子口を見上げるとしめ縄があります。





滝壺は深さが10mあるはずなのですが、その付近はこのようになっています。





大きな岩石がごろごろしており、何やらがれきみたいなものも転がっていますね。
これがなちの道の駅で観光課の人が言われていた “無残なすがたに・・・” ということでしょう。





川底にショベルカーがあり、復旧作業の最中のようでした。



さて、時間もあまり余裕がなくなったので熊野をあとにすることにしました。
ここから、伊勢志摩まで距離にして約180kmを一気に走るのです。

13時半に大瀧を出発し、途中ウミガメ公園、パーク七里、紀伊長島マンボウと3つの道の駅にちょっとだけ立ち寄り、目的の “伊勢志摩ロイヤルホテル” に到着したのは18時20分でした。





そういえば今回は1泊目もロイヤルホテルでした。







明日はいよいよ最終日を迎えます。



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