道の駅紀伊長島マンボウ が、海岸線最初の道の駅です。
ここは “北牟婁郡紀北町(きたむいぐん きほくちょう)” といいます。
平成17年に旧紀伊長島町と旧海山町が合併したもので、“きもちほっとくつろぐ町” という意味も込めて名付けられたそうです。
皆さんはマンボウという魚はご存知ですよね!
背びれから後ろ半分がなくなったような、ユニークな体型が特徴ですね。
このマンボウ、世界中の温帯~熱帯海域の外洋に生息するのですが、大きいものは全長が3メートル、重さ2トンにもなるそうです。
そのマンボウが、この東紀州の近海で獲れるのです。
どうやって獲るかというと、この “大敷網漁” を使います。
これは大型定置網の一種ですが、もともとはブリ、タイ、カマスなどを獲る為の仕掛けで、それにマンボウもかかってくるという訳です。
ですから地元では、“マンボウが獲れるとブリも獲れる” と言われます。
このマンボウ、食べられるのかな?って思いますね。
大型の魚ですが皮が厚い為に食用部分は多くないのだそうで、沖の船の上で解体されてから魚市場に水揚げされます。
身が白くて柔らかく淡白な味であり、刺身や湯引きしての酢味噌和えなどで食べるそうです。
特に “肝和え” が絶品だそうで、そのレシピをご紹介!
さて、本題の道の駅はこちらです。
この頃から雨が特にひどくなったようです。
交通量の多い場所にありますから、雨でもお客さんはひっきりなしに入ってきます。
ここは “熊野灘臨海公園” の中にありますから、広い芝生広場などもあって天気がよければ景色を楽しみながら散策できるはずです。
中に入ってみます。
情報コーナーでマンボウを発見!
マンボウは紀北町の 「町の魚」 でもあるのです。
天井にもマンボウ君が下がっていました。(笑)
そして、マンボウのこわたみりんを発見!
冷凍物だから買う訳にはいかないしな~
この道の駅、貸し切りバスが頻繁に停まるらしく、そのたびに店内は買い物客でいっぱいになります。
この日はあいにくの雨でしたが、翌日伊勢志摩方面に向かう途中にもう一度立ち寄りました。
晴れた日の写真も載せておきますね。
そしてこの時は、外に屋台が出ていました。
マンボウの唐揚げと串焼きが売っていました。(笑)
この屋台、土日・祝日だけ開店するのだそうです。