道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 です。
“曽於市大隅町(そおしおおすみちょう)” は畜産の町です。
“やごろう豚” と名付けられた黒豚が特産ですが、その象徴としてこのモニュメントがあります。
黒牛、黒豚、それに鶏がそれぞれ背中に乗ってますね。
そしてこんなものもあります。
黒牛がたくさんの農作物を運んでいます。
このふたつの大きな像がこの道の駅のシンボルになっています。
さて道の駅ですが、“農土家市” と書いてますね。
これは “のどかいち” と読みます。
生産農家が丹精を込めて作った農作物や畜産加工品を直売する “農土家市” と、黒豚料理を得意とする “やごろう亭” がここのメイン施設になります。
さて、売り場への入口にはもう一つ、こんな人物が立っています。
これこそが伝説の巨人といわれる “弥五郎どん” なのです。
“弥五郎どん” とは一体何者なのか?
隼人の乱(713年~) の頃の人物らしいのですが、実はその実像には諸説があります。
日本書紀に書かれた頃の日本は各地をそれぞれの部族が治めていましたが、南九州には、“熊襲(クマソ)族” と “隼人(はやと)族” がいました。
●第1説:朝廷に最後まで服従しなかった薩摩隼人族の酋長であった。
●第2説:日本武尊の熊襲征討を迎え撃った熊襲タケルであるという説。
●第3説:天皇六代に仕えた長寿者である武内宿弥という人物であるという説。
●第4説:鎮西八郎為朝に討たれた熊襲の末裔であるという説。
●第5説:中央政府の圧迫に反乱を起こした720年の隼人の乱の首領説
まあいずれにしても、朝廷に服従せずこの地で大きな勢力をもった部族の長だったことには間違いないでしょう。
こんな標識がありました。
実はこの道の駅は、20ヘクタールもの広大な土地に広場や温泉施設、遊具施設を備えている大きな公園なのです。
中央の多目的広場では、ゲートボールに興じる年配者や、いろんなスポーツを楽しんでいる人たちの姿がありました。
そして温泉施設の先に巨大な像が見えます。
これぞ高さ15mの巨大な弥五郎どんなのです。
“弥五郎どん” と愛称で呼ばれるところをみると、この人物、怖い顔をしていますが力だけでなく、民にも親しまれていたのではないかと思います。
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