初日2か所目の道の駅までは距離にして29km、同じ沿線沿いです。
旭川紋別自動車道はまだ全線が開通しておらず、一旦 “白滝IC” で降りて、一般道の国道333号線を走ります。
道の駅まるせっぷ には25分ほどで到着しました。
今日1軒目の “しらたき” があまりに寂しげな道の駅だったので、その反動か、ここはすごく立派に見えます。(笑)
広い駐車場の回りに、建物が3棟建っています。
“木芸館” という看板がありますね。
“オホーツククラフト街道” という表示も見えます。
まず一番手前にある建物、これはレストランです。
そしてその手前に何やらモニュメントが見えますね。
実際はこのモニュメント、駐車場の中央にあるのですが、21匹の「オオイチモンジ(蝶)」が飛び交う姿を現しています。
ちなみに21匹というのは、「21世紀への希望」 の意味のようです。
「オオイチモンジ」というのは、この丸瀬布に生息するとても貴重な蝶ですが、丸瀬布町の「開基80周年」を記念して制作されたものなのだそうです。
その次にある建物、これは立派な24時間トイレです。
“トイレ3・3・3” と名前がついていますね。
ここが国道333号線沿いだからだろうと単純に思っていたら、もっと深い意味があるのだそうです。
まず一つ目の「3」は、丸瀬布の地名の由来であるアイヌ語のマウレセプが、3つの川が集まる広いところという意味があるからです。
二つ目の「3」は太陽の光が降り注ぐ明るく温かい町であることから、太陽の英語「SUN」を意味します。
三つ目の「3」は平成3年に建設されたからです。
う~~ん!良く考えてますね!
ってゆうか、むりやりこじつけている感じも! (^▽^;)
さて、一番奥にあるこの三角錐の建物が “木芸館” つまり、道の駅の本体です。
早速中に入ってみましょう。
ここは、土足禁止です。
スリッパに履き替えて中に入ってみると、まず目につくのがこの天井です。
吹き抜けの高い天井ですが、すべて地元の木材を使っており、天井からもクラフトが下がっていますね。
そして壁には、同じく木工で作った丸瀬布の町の巨大な地図があります。
これは “ウッディピクチャー” と呼ばれる木芸品で、それは実に見事です。
これらの作品はすべて丸瀬布産の良質な木材を加工したもので、見て回るだけでも楽しくなります。
そして中央にはグランドピアノが置いてあります。
これも地元の赤エゾマツを使った製品で、自動演奏されるのですが、私が行った時は止まっていたようです。
地元の特色を生かした、とても素敵な道の駅だと思いました。