HR34改 33エンジン トラブルシューティング1 | レーシング サービス タカギ流

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日々の作業などをお伝えしていきます。

本日もご来店頂きましてありがとうございます。
 
大垣市からご来店のS様のHR34改の修理作業を開始しました。
 
とあるお店屋さんからHR34改を購入してからのお付き合いですが、色々対策したりして乗れる様に作業して来ましたが、新しい不具合が次々と出てくるので、今回は思い切ってエンジンハーネスを1から作り直しました。
 
633君お手伝いありがとうね!!!
 

取り外した時のエンジンハーネスなんですが、インジェクターの中継カプラー付近から、青色のバッテリー直接接続の配線。

 

ちゃんとヒューズ付いていたのは良いのですが・・・

 

こんな所からインジェクター電源入れなくても・・・

 

 

まず、HR34にECR33エンジンが搭載されています。

一番初めの現状はこんな感じ。

エンジンコンピューター ECR33

エンジンハーネス ECR33+HR34一部

AACバルブ 電源なし

FICV     電源なし

ニュートラルSW 接続なし

パワステSW 接続なし

ABSセンサー ハーネスなし

ABS本体   電源なし

ECCS&IGNのリレー キーオフでもON状態

インジェクター電源 バッテリーから直接配線

 

と、思い出すだけでもこの数・・・

当社のストックの中古ハーネスからワイパー周りや電源周辺を分解!

 

ECU本体はECR33を使用するので、ER34系のECUカプラーも撤去。

来客も多数有ったので、僕の右腕の633君がお手伝いしてくれました。

633君ER34系の配線は、殆ど頭の中に入っています!!

 

633君とHR34改のハーネスをばらして、僕と633君が思ったことは・・・

 

あれ?これ配線分かってそうな人が組んでそう!

ところどころに思わせる形跡が有りました。

 

一応、加工されていた所を直して、ECR33ハーネスも全て導通テストして確認しました。

ER34ハーネスとECR33ハーネスをドッキングして車両に取付。

テープを巻く前に始動テスト!

各部の動作確認!

 

この時には問題無しですが、翌日にトラブルが出るとは思ってもいませんでした・・・

確認が出来たので、一度取り外してテーピングしました。

 

本日の作業は以上です。

ありがとうございました。

明日にはA/Cなども組み込んで確認できます。