千本丸太町にある昭慶門跡碑です。

 

 

平安宮朝堂院を囲う廻廊上に二十五あった門の一つ。

大極殿の真北にあった門。

「大鏡」の花山天皇の肝試しの話で、雷雨の夜に花山天皇から大極殿に行ってくるように命じられた藤原道長は、内裏を出発するとここを通って大極殿に行っています。

永仁4年(1296年)、亀山天皇の第二皇女・憙子内親王は、この門にちなんで昭慶門院の院号を受けています。

 

 

 

昭慶門跡碑;京都市上京区千本丸太町