幼稚園児の私には死ぬ方法なんて分かる訳もなく更に内に隠っていった。


私の変化に気付いたのは父だった。

その日は父の仕事が休みで幼稚園には父が送ってくれた。

『最近、お前の笑顔が見れなくなってきたなぁ。お母さんに何か嫌な事を言われたり嫌な事をされたらお父さんに言うんだぞ。お前を守れるのはお父さんだけだからな』
今思えば、父の中で全ての事を私に話す覚悟が出来てたのだろう。


私は、その日の夜父に母から言われた事、幼稚園で急に泣いてしまった理由を全て父に話した。
私の顔はみるみるうちに腫れ上がった。


家に着いてから、母に『お父さんにはジャングルジムから落ちたって言うんだよ!!わかってるね!!あんたが仮病を使って早退するからいけないんだからね!!』


私は頷き横になった。
顔はカッカして熱く痛かった。

そこへ、母がアイスノンを持ってきて顔を冷やす様にいった。

私は、顔を冷やしながどうやったら死ねるのか、ただただ死ぬ事だけ考えた。

もう、心身共に疲れ切っていたのだ。
しばらく泣いていると母が自転車で迎えに来た。

私は母に泣きながら抱きついた。

先生と母が話してる間に私は先生に促され帰り支度をして靴を履いて待っていた。

そして、幼稚園の帰り道、いつもとは違う道に自転車は入っていった。『今日はこの道なんだぁ』と思いながら母も私も無言のまま自転車を走らせいる時、母は急に自転車を止めて私を自転車から降ろした。


母はいきなり私の顔を殴り、倒れた私の顔を蹴飛ばしたり顔を踏みつけたりした。

私に暴力を振るってる間、母はずって『お前のやる事成すこと全てが目障りなんだよ!いい加減自覚しろ!お前の顔を見なくて済むのは幼稚園に行ってる間だけだろ!』と言っていた。


この時、私は初めて『私はここに(家の子供として)居ない方がいいんだ』と確信した。