家族と口を利かなくなってから一週間位たった頃、私は幼稚園の外遊びの時間に急に寂しくなってわんわん泣いた。


先生から『どうしたの�みんなお外で遊んでるから一緒に行こう』と言われた。
でも、私の涙は止まらなかった。

泣き止まない私を見かねて、先生は『どこか痛い�今日はお家に電話してお迎えに来てもらおうか』と言った。

私は、この時母に合いたくて仕方なかった。合ってギュッと抱きしめて貰いたかった。

この時の私は、何かに怯え強い恐怖に心が壊れていたのだ。
私は、母に言われた言葉が引っかかり自然と家族の誰とも口を利かなくなった。

私の本当のお母さんて誰なんだろう。自分に問いかけては答えが見つからずただただ内に隠っていった。

今なら父親に聞く事も出来たと思う。しかし、当時の私は父親にそんな事を聞いてはいけないと思い黙っているのが精一杯だった。


私は、母に可愛がられたい一心で家の手伝いや母の肩叩き等
進んでやった。

私はいつものように夕飯の支度をしている母を見て、家族全員分のお茶碗をテーブルへ運ぼうとした時、一番上の兄がふざけて私の足を引っ張った。

『ガチャン』お茶碗が2つ割れてしまったのだ。

私は『ごめんなさい』と謝りながら母を見た瞬間、『何やってんのむかっ私の仕事ばっかりお前は増やしてむかっ』と怒鳴りながら私を突き飛ばした。

兄は申し訳無さそうに私を見ていた。

私は突き飛ばされた時にお茶碗の破片が手の平に刺さってしまった。

私が泣いているとお茶碗を片し終わった母が『痛いでしょ�痛いって感じるのは生きてる証拠だよ�あんたなんて死んじゃえばいいのに�自分で死ねないなら本当の母親の所へ帰りな�』と、まだ幼稚園生だったは、怒鳴られた事より手の平を怪我した事より『本当の母親』と言う言葉が胸に響いた。