私は、母に可愛がられたい一心で家の手伝いや母の肩叩き等
進んでやった。

私はいつものように夕飯の支度をしている母を見て、家族全員分のお茶碗をテーブルへ運ぼうとした時、一番上の兄がふざけて私の足を引っ張った。

『ガチャン』お茶碗が2つ割れてしまったのだ。

私は『ごめんなさい』と謝りながら母を見た瞬間、『何やってんのむかっ私の仕事ばっかりお前は増やしてむかっ』と怒鳴りながら私を突き飛ばした。

兄は申し訳無さそうに私を見ていた。

私は突き飛ばされた時にお茶碗の破片が手の平に刺さってしまった。

私が泣いているとお茶碗を片し終わった母が『痛いでしょ�痛いって感じるのは生きてる証拠だよ�あんたなんて死んじゃえばいいのに�自分で死ねないなら本当の母親の所へ帰りな�』と、まだ幼稚園生だったは、怒鳴られた事より手の平を怪我した事より『本当の母親』と言う言葉が胸に響いた。