しばらく泣いていると母が自転車で迎えに来た。

私は母に泣きながら抱きついた。

先生と母が話してる間に私は先生に促され帰り支度をして靴を履いて待っていた。

そして、幼稚園の帰り道、いつもとは違う道に自転車は入っていった。『今日はこの道なんだぁ』と思いながら母も私も無言のまま自転車を走らせいる時、母は急に自転車を止めて私を自転車から降ろした。


母はいきなり私の顔を殴り、倒れた私の顔を蹴飛ばしたり顔を踏みつけたりした。

私に暴力を振るってる間、母はずって『お前のやる事成すこと全てが目障りなんだよ!いい加減自覚しろ!お前の顔を見なくて済むのは幼稚園に行ってる間だけだろ!』と言っていた。


この時、私は初めて『私はここに(家の子供として)居ない方がいいんだ』と確信した。