まだ植えて2年目なので,まだよく分かってないのですが,軽く紹介してみます。
ペニセタム・アロペクロイデス・JSジョメニク(Pennisetum alopecuroides 'JS Jommenik')
イネ科チカラシバ属の宿根草。なんとも覚えにくい名前ですね。
このペニセタムの特徴はふたつ。
・とっても小さい
・葉色が明るくてキレイ
7月中旬の様子
昨年の春に地植えしました。冬は地上部がなくなって春先に新芽が出てきます。
小さい品種でまる1年たっても直径は20cmいかないくらい。
オープンガーデンのときにも出てきたけれど,多分見に来た方は気づかなかったと思います。
コメガヤよりも小さいグラスは珍しいです。
7月下旬の様子
明るい葉色なのが分かるかな?春の新芽はもっと黄色に近い色です。春先にこのグラスを撮った写真は残っていませんでした。夏が近づくと徐々に色は濃くなっていって,秋の今くらいの時期は普通の緑に近い色になっています。
もちろん穂は出るけれど,穂もとても小さくて正直ほとんど目立ちません。
ウチの庭には他に穂が目立つグラスはいっぱいあるから,この穂はほとんど目に入ってきませんね。
でも,この明るい葉っぱと,ほっておいても丸くまとまる形はやっぱり魅力的。
先日,大きくならないグラスのペニセタム・ハメルンを紹介しましたが,それよりもさらに小型なので気軽に花壇の中に植えられると思います。まる2年ほったらかしにしてますが,ようやく直径30cmくらいになったくらいかな?
これまで見てきても,枯れ葉が出て見た目が悪くなったりすることもないし,日当たりの良い場所に植えてあげれば何もしなくても育ってくれると思います。
昨年の春に2株のJSジョメニクを植えたのですが,実はこの秋にもう1株購入しました。
花壇のちょっと空いた場所に植えてみるという感覚で使ってみようと思っています。
小さいから春先に他の宿根草に囲まれて日光が当たらないような状態になってしまうといけないので,周囲の植物とのバランスも注意したほうがいいかもしれません。
あまり似たような存在がないという貴重なグラスかもしれません。コレオプシスみたいな背が低い宿根草と一緒に植えてもいいかも。素敵な使い方があったら教えて欲しいかも。
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