シャクヤク・ソルベット(2017) | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

今年はなかなか咲かなくてソワソワしました。花数も少なくてちょっと残念。

 

 

シャクヤク(Paeonia lactiflora)

ボタン科の宿根草。日本原産。学名はピオニー。海外で作出された品種が西洋シャクヤクと呼ばれています。ソルベットは西洋シャクヤクの一つ。

バラと同じころに豪華な花が咲きます。

 

 

5月7日のオープンのときには咲いていませんでした。次の週の中頃から咲き始めました。

2株ありますが、花数は少なくて合わせて6〜8輪くらいでした。

シャクヤクは根がしっかり張ってこないと、花はなかなか咲きませんね。鉢植えなら肥料しだいで咲くかもしれませんが、地植えでは時間が必要な気がします。一昨年の秋に株分けしたのですが、もうちょっとかかりそう。

 

 

でも咲いた花はやっぱりかわいくて美しいです。バラとは違う独特の美しさ。

シャクヤクも品種によって花色も形も様々です。それほど品種は知りませんが、八重咲き品種ならソルベットが一番好き。それほど大輪でないところも、ナチュラルガーデンに向いてると思います。

 

 

つぼみはこんなまんまるなボール。これはこれでかわいらしい。

つぼみが大きくならないまま咲かなかったもののずいぶんありました。茎はしっかりと伸びていたのだけど。花を大きくするには、そうした茎は根本からカットしてしまう育て方もあるようですが、地植えならいずれ咲くと思ってそのままの方がいい気がする。

茎はしっかりと自立します。花が咲くと多少は株が広がりますが、雨や風で倒れてしまうことはほとんどありません。1mくらいの高さになる大型の宿根草だけど、支柱いらずなのはうれしい。

 

 

花自体が厚みがあって、とても豪華に見えます。おいしそうな感じ。

ソルベットってイタリア語なんですね。ちなみに英語で言うとシャーベット。

誰がつけたのか知らないけど、いいネーミングだと思います(^^♪

 

 

他にもちょっとシャクヤクは植えているのですが、なかなか咲かないので地植えほっておいてみたら今年初めて咲いた株がありました。こんな一重のものも植えてみたかった。でもやっぱりソルベットの方がかわいいな。バラもそうですけど、お気に入りの品種に出会えるかどうかは、一つの縁ですね。

 

 

ソルベットは、もう何年も咲き続けてくれています。

庭の雰囲気もちょっとずつ変化してきていて、その中でちょっと使い方を考えてみる必要があるかも。今植えている場所は、以前は周囲にバラがあったりしましたが、今は日本の野草が中心の場所になってきています。今年あたりソルベットを他のバラの近くへ移動しようかな。

 

丈夫だし、病気や虫を気にすることはほとんどありません。冬に枯れてきたら切ることと、冬にバラと一緒に肥料をあげること以外ほったらかし。そんなわけで気軽に付き合っています。きっとまた来年も咲いてくれるでしょう。

 

 

2017年のぐんまの庭の植物の紹介をOwndでまとめています