あまり咲いていないのですが、クロッカスの様子です。
クロッカス(Crocus)
アヤメ科の球根植物。地中海原産。2月に咲くクロッカスもあるけど、よく庭で使われているのは3月に咲くタイプ。この純白の花が咲く品種は、たぶん「ジャンヌ・ダルク」という名前で売られているクロッカス。
チューリップやムスカリ、スイセンと並んで、かなり長く庭で使われている球根植物の一つ。そのため、たくさんの品種があります。でも私が植えてるのは、この白い花が大好きで、こればかり植えています。
もともと白い花が好きなのですが、ウチの庭で咲く白い花の中では、バラを除くとクロッカスの花が一番大きいのかもしれない。
白い花もキレイなのだけど、このオレンジのしべがとってもこの花を美しく見せているのだと思います。こんな花は他にないかもしれない。クロッカスだけが持ってる独特の雰囲気があると思ってます。
太陽が当たると、この白い花がまだ緑が少ない花壇の中で輝いて見えます。
純白の花じゃないとこんな風に見えないから、毎年楽しみにしています。
ただ残念なことに、クロッカスは太陽が昇らないと花が開きません。暗くなると花は閉じてしまいます。だから、朝に仕事に出かけて暗くなってから帰宅する生活をしていると、咲いているところを見ることができません。なので、これが見られるのは休日だけ。
さらに残念なことに、庭にやってくるヒヨドリがクロッカスを食べてしまうのですヾ(。`Д´。)ノ
だから平日のうちに花を食べられてしまうと、せっかくの花を見られないままになってしまいます(´・ω・`)
そんなわけで、たくさんの球根が芽を出してくれましたが、こうして写真で撮れたのはごく一部。
それでも、やっぱり咲いた花はキレイだなと思います。いつかいっぱい咲きそろったところがみたいな。
ほんのちょっとですが、違う色のクロッカスも見たいと思って、昨年の秋に植えてみました。これはクロッカス・ピックウィックという品種。これもキレイです。勝手口の近くで人がよく通る場所の近くに植えたせいか、これはヒヨドリは食べません。う〜む。
クロッカスを育てるのは、とても容易だし、自然によく増えてくれます。
咲き終わった後にも葉っぱがジャマにならないし、花壇のどこに植えても大丈夫な優等生。芝生に植えたりしてる方もいますね。アイデア次第で色々な使い方ができそう。
あまりクリスマスローズや他の球根と合わせるというよりは、クロッカスだけが目立つように植えるほうが私は好きかも。ちょっとクリスマスローズやイングリッシュデージーの横に咲いたりしていますが、クリスマスローズが数株並んでいる間にクロッカスがちょっと咲いても目立たないし、もったいない気がする。
ウチでは、ニゲルとスノードロップが咲き終わった後にクロッカスが咲いてきて、それが終わると宿根草の葉が伸びてくる感じで花壇が変化していきます。
とっても使いやすいオススメ球根のひとつ。ぜひどうぞ。
ちょっとだけ今朝の庭。
グラミス・キャッスルの葉が、いつの間にかだいぶ増えていました。
このバラがウチでは一番早く葉が見えているかな?